ペシャワールでの活動中に銃弾に倒れた中村哲医師の35年の活動をまとめた映画を観てきました。

白衣を脱いで作業着きて重機のレバー握って、現地民と一緒に体を張って金網に入れた石を足で押して川に落とす…。

今、病院で患者を見てくださっている医師の皆さんに同じことをしろとは言わないし、誰もやれないことと思う。

けれど、彼がどれほど人を分け隔てなく愛したか慈愛に満ちていたか…。

彼は、きれいな水があって食べ物が充分あったら病人はずっと少なくなると実感して実践しました。


じゃぁ、きれいな水があって飽食と言われるほど食べるものが溢れている日本で、ふたりにひとりがガンになる現状を考えている人はどのくらい居るのでしょう。

ガンになってから抗癌剤で叩くのは体そのものを傷つけるのだもの、なる前に予防できたらいいのに。

そういうことが、頭をよぎった映画でした。

どこかお近くで上映されたら、是非観てほしい映画です。

写真はパンフレットからお借りしました。

おやすみなさい。