さて今回は、前回の続きです。

前回の記事 【髪の傷み】髪を傷ませるランキング 3位パーマ 2位カラー 1位・・・・! ①

 

  

 

日本の様に、どこに行っても石けんで泡立ててられる環境ではなく、

石けんが泡立たない世界(ヨーロッパ)だった訳ですから、

「じゃぁ、石けんに戻るかぁ」とはいきませんね。

 

でも、なんとかしなくてはいけなかった訳ですよね。

そこで、ラウリル硫酸Naの悪い点を改善して、参上したのが、ラウレス硫酸Naです。


このラウレス硫酸Naは、ラウリル硫酸Naに「ポリオキシエチレン」という石油系の

長い鎖状の部位を持たせたモノです。

つまり、モノとして「大きい」訳です。



この「大きい」という点がポイントです。

モノが「大きい」と、肌の深くまで浸透出来ないのです。

 

このことは、ラウルリ硫酸Naで生じた肌トラブルを爆発的に改善しました。

その結果、今、世界のシャンプー基剤の主流はラウレス硫酸Naとなったのです。


現に、ドラッグストアで売り買いされるシャンプーの8割以上にこのラウレス硫酸Naが

使用されています。

確かにラウレス硫酸Naで、肌トラブルは治まったのですが、

やはり脱脂力は強く、加えてヨーロッパの気候も乾燥しがちでしたので、肌が乾燥して、

痒みを訴える人が後をたちませんでした。

そこで、参上したのが、両性界面活性剤(ラウリルベタインなど)でした。

 

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