複雑性トラウマの話 | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

最近、カウンセリングにいらっしゃる方の

複雑性トラウマ率が高くて

今年のテーマは

複雑性トラウマなんだな

と思っているところです。


アダルトチルドレンの方がよく

内に持っているインナーチャイルドは

大抵複雑性トラウマが擬人化したものですね。


今度それについても書こうと思います。


今回は

複雑性トラウマとは何か。


私もやっと整理がついてきた部分を

書き残そうと思います。


複雑性にもいくつか見方があります。


①ひとりの人からの

個別のトラウマが積み重なり

価値観が抽象化した

根深いトラウマになってしまったもの


②登場人物別にトラウマを植え付けられ

それぞれのトラウマから

抽象化した価値観に縛られたもの


③登場人物別に①のトラウマを植え付けられ

さらに抽象化した価値観が

絡み合ってるもの


①→③の順に難度が上がります。

ミックスもあります。


多分これを読んでも訳が分からないでしょう。


まぁ、私の備忘録ということで。


そのうち、アダルトチルドレン専門コースとして

講座を作ろうかなと思っていますが

複雑性トラウマを外すには

かなり思考のキャパが大きくないと

できないことに気づきました。


複雑性トラウマの特徴は

抽象化してしまっていることなのです。

個別具体のトラウマを

それぞれ押さえながら

並行して外していくんです。


抽象度の正確なコントロールも必要です。


ごめんけど

選ばれし者にしかできなそう。


①だけだったら

ていねいにひとつずつ外していけば

解決できますけどね。


②、③になってくると

相当キャパを取られます。


数年前に

リコンストラクター養成講座を作った時

「難しすぎる!」

とお叱りを受けましたが

あれの比じゃないですね。


私ももう少し慣れたら

出力抑え目でできるようになる

…のかなぁ?


と疑問符がつくくらい

カウンセリングが終わった後は

脳がチリチリしています。


今は作りかけのコンテンツがあるので

取り掛かるにしても

そのコンテンツを完成させてから

もう少し実例を経験して

技術を精査してからですね。


もはやアラフィフの脳が

これに耐えられるのか(笑)

疲弊に比例して糖を消費してくれたら良いのに。


少し言語化してスッキリしました。


また来週がんばろ。


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