アダルトチルドレンは「尊重」が理解できない&note更新しました | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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養成もしています。

アダルトチルドレンは

「尊重」が理解できません。


こう書くと

「否定された!」

と感じるでしょうね。


違います。


言い方を変えれば

尊重を理解できない人が

アダルトチルドレンか

モラハラをする自己愛性人格障害か

なのですよ。


一緒にしないでほしいと思うでしょうか。


では、尊重じゃなくて

どう考えているかというと

「どちらかの意見が通るなら

どちらかは犠牲になる」

と考えて

自分が犠牲になるのが

アダルトチルドレンで

相手を犠牲にしようとするのが

自己愛性人格障害です。


どちらも自分の存在を賭けているので

自分の意見が通らないと

犠牲者として精神が削られます。


ある意味で

アダルトチルドレンと

自己愛性人格障害は裏表で

価値観がとても似ています。


だから

アダルトチルドレンは

自己愛性人格障害のモラハラに

捕まりやすいのです。


では、尊重とは

どんな関係を指すのでしょうか。


例えば我が家は今

子育て真っ最中で

ベビから目を離せません。

しかし夫婦共に仕事をしています。


夫は毎週日曜日に教会でメッセージをしますが

ベビが熱を出して保育園を休んだりすると

仕事が押します。


「進みが遅いんだ」

と言ってくれれば

私はベビを引き受けて

夫が出かけて仕事に集中できるよう助けます。


夫の仕事が大切だと

私も思っているからです。


私がnoteの記事が進まず困っていると

夫は「今回は休めば?」

と言いました。


夫は、私の仕事を大事だと思ってないな

と感じました。


夫への信用が激減して

この人と一緒にいなくても済むように

人生を設計せねばと考えます。


(多分、夫は家事をこんなにしてやってるのに

というのがあるのでしょうね

と予想はしているのですが

それも私を軽んじているのだ

と気づくのを待つ

…かどうかも私に決定権があります。)


もし私がアダルトチルドレンだったら

「私は夫のために時間を割いて

仕事に集中できるようにしたのに

どうして私の時には協力してくれないの?」

と傷つくでしょう。


違いは

私は

「夫が私の仕事を大切にしないで

軽んじるとしたら

それも彼の考えであって否定しない」

という姿勢を持っています。


これが尊重です。

どう思うかは夫の自由だよ

と認めています。


ただ、私の仕事を軽んじる人と

一緒にいるかどうかは

私が決めることです。


しかしアダルトチルドレンは

「夫も私の仕事を重んじるべき。

だって私も譲ったんだから。」

と考えます。


相手の自由を認めていません。

相手がどう考えるかの自由を

与えないということは

相手を尊重していないのです。


えっ!でも

こっちは相手のために時間を割いたのに

利用するだけって

酷くないですか?


と言う声が聞こえてきそうです。


まあ、酷いは酷いですよね。

でも、酷い人だ、と事実を認めるだけです。


それ以上、変わるべき!

などと要求するのは

境界線侵害なのですよ。


多分、記事を読んでも

納得はできないことでしょう。

納得できないのが

アダルトチルドレンの特徴ですから。


散々親に踏み込まれて

ぐちゃぐちゃになった境界線を

立て直した時に

「あ、そういう意味か」

と分かる時がきます。


そういう意味では

アダルトチルドレンは

カウンセリングの回数をかける必要があるでしょうね。


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