事実と価値観を分ける | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

私があまり意識せずやってきたけれど

一般的にあまり浸透していない

できる人が多くないことに


事実と価値観を分ける


があるなぁ

と最近気がつきました。


例えば

夫が機嫌が悪いと、妻に

「ずっと家にいるのに

なんでこんなに家が散らかってるの?

いいよな3食昼寝つきで

テレビを見て生活できてさ」

などと嫌味を言うけれど


実際は幼い子がいて

片づけても片づけても

10分で元通り。

ケガしないように

清潔に

洗濯もあって

栄養も考えたご飯を作って…

ゆっくりトイレにも行けない生活をしている

なんてことがありますね。


妻も

「こっちだって一日中子どもと一緒で

ヘトヘトなのに

どうしてそんなこと言うの?」

と怒ります。


さてここで

◇部屋が散らかっている

のは事実です。

◇夫が疲れて帰ってきたのに

家が戦場でガッカリした

も事実でしょう。

でも

◆家事は楽

◆子どもの世話も大したことない

◆家にいればそれくらいできるはず

は夫の価値観です。


妻の側も実は分けられておらず

◇夫には想像力がない

のは事実です。

◇妻が夫の無神経さに傷ついた

のも事実です。

しかし

◆父親として想像力を働かせて

労いのひとつくらい出てこないのか

は、妻の価値観です。


お互いに

事実を見るより

価値観の押しつけ合いをしています。


◆で会話をするとケンカになります。

しかし

◇で会話をすると

想像力のない夫に対して

なんと言えば伝わるか

いや体験させなきゃ無理かなこりゃ

と、思考が働きます。


カウンセリングでも

私は頭の中で

事実と相談者さんの価値観を

分けてお話を聞いています。


意図していませんでしたけど。


これは訓練が必要なので

認定カウンセラー養成講座で

ちょっとつけ足そうと思いました。


頭がゴチャゴチャする時は

大抵は◇事実と◆価値観が

混ぜこぜになっています。


難しい時は

カウンセリングで整理してくださいね。


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https://www.reservestock.jp/pc_reserves_v3/courses/27940


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