甘ったれでもいいじゃない

先日カウンセリングで

「子どもの頃から甘ったれと言われてきた。

確かに今でもいろんな方々に

助けていただいて感謝はしているけれど

こんな甘ったれでは良くないと思っている」

というお話が出ました。

私は

甘ったれの何が悪いんでしょうか

とお答えしました。

細やかに気づいて助ける

という長所を持った人は

あなたの「甘ったれ」がなければ

発揮する場所がありませんよ、と。

その方だって

社会的にすばらしい取り組みをなさっていて

それはもちろん多くの助けが必要です。

つまり

「甘ったれ」は「頼り上手」で

たくさんの人の力を集めて

大きなことをするために必要な能力です。

そんなことをお話しした

カウンセリングの感想をM様からいただき

許可を得て紹介します。

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高橋万紀子　先生

カウンセリングありがとうございました。
とてもスッキリして頭がものすごく熱くなっています。

甘ったれな自分が、まさか母の力が発揮される存在だったとは！
驚いて受け止めた瞬間、一気に頭が熱くなりました。
概念としては分かっていて、他の人には「誰かの弱さはの他の誰かの強さで補い合おう」なんて言っている自分が、そこに引っ掛かっていました。
母のように出来ない自分にＯＫを出しました。
頭では分かっていたものの、いざ自分の事となると身についていなかった、そんな自分にもＯＫを出しました。

何よりずっとモヤモヤイライラとして、自分って意地悪だな、愛がないなと思っていた問題に対し、境界線を引きながらサクッと寄り添う術を教えて頂けて「そういう愛し方なら、精一杯やれる！」という希望を持ちました。
長い目でコツコツと細やかな配慮をもって、やってみます。

基本的にとても幸せな日々を過ごす自分ですが、このようにカウンセリングして頂けるのは、貴重な体験でした。
人を教える立場だからこそ、些細な事でもさらけ出して取り扱われる事は周りに良い影響を与えるためにも重要だと思いました。

万紀子先生の祝福を心よりお祈りいたします。
感謝を込めて。

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M様ありがとうございます。

弱さを見せる強さをお持ちですよね。

許可をくださるメールに

「先生のカウンセリング、

日本中の牧師が受けたら

本来の自分の十字架を負って

主について行けるなあ、

と思ったりもしました。」

といただき、

そうだよなぁ（←）と思いました。

教える立場に立つと

弱さを隠したくなります。

しかし

きちんと弱さを見て

手放すべきなら手放し

認めて他の人に頼るべきなら頼る

ができた方が

結局は大きな働きができますよね。

カウンセリングはいつでもどうぞ。

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