過食と嘔吐の意味 | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

甘いものが食べたーーーい!

という欲求があるときに
食べたら太るからダメ
と抑えつけるのと
「甘いもの、おいしいよね。
疲れてるかな。
何かストレス感じてるかな」
と自分と対話するのでは
結果が全然違います。

本音を無視すると
いろいろ良くないことがおきますよ。

もしかしたら
本音の願いは叶わないかもしれません。
しかし、
聞きもせずにダメ
と却下するのと
きちんと向き合って
事情も考慮して
どうするか決断した結果
本音が取り下げられるのでは
本人の納得具合が違います。

ダイエットでも過食でも
食べ過ぎる原因は
きちんとご自分の本音に
向き合っていないことだったりします。

特に過食は
本当は言いたい心の底にあるものが
出てこないように蓋をする
という意味で食べている方が
多いように思います。
でも本当は出したいから
代わりに食べ物を出すんですよね。

不安、怒り、悲しみ、寂しさ、
そんな単語では言い表せないような
混沌とした苦しみを
腹に抱えて
それを出したくて吐きますね。

でも、言葉にはできない。

実はカウンセリングでも
少し難しくて時間がかかる分野です。
言葉にできないものを
言葉にするのですから。

しかも皆さん、最初は吐く理由に
太りたくないからって
おっしゃいます。
深く掘り下げると
ちゃんと吐く心の理由もあります。

私は数人しか
お目にかかったことがありませんが
一応全員改善しておりますよ。

心の中にいる幼いあなたの訴えを
きちんと聞いてあげて
その上でさよならしましょうね。

過食と嘔吐に。