悪気がなければ許されると思っている人いますよね | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

上手に自分の悪意を無意識に隠せる人がいます。

え!そんなつもりじゃなかったのに!

なんて言って、こちらにかぶせてきたりします。
女子の無意識を装った境界線侵害。

こういうのに引っかかってしまうのは、相手に悪意があるなんて疑っては申し訳ないと思ってしまう「いい人」。
ただね。いい人も、かぶせられてばかりいるとモヤッとした気持ちが募るわけです。

でも、相手は悪気ないし…

いやいや、悪気ありますから。

悪気にもいろいろありまして。
あなたを陥れようとか、嫌な目に遭わせようという悪意ではないでしょう、多分。
それよりは、
「私がいい目を見るために犠牲になってもらってもいい人」
程度の気持ちです。
要は、ちょっとした踏み台になってね、ということ。
私はこういうのも悪意に入れてしまうのですが、こういうことをやっちゃう人は、これを悪意に入れません。
なので、悪気はないと言い切ります。

これは、助けてくれない?とか、私のために時間を割いてくれない?という相手の承諾を求めるのとは違います。

承諾なしにちょっと利用されるのでモヤッとするのです。
自分がどうするか決めるはずの時間や手間などに踏み込まれています。
では私がなぜこれを悪意に入れるかというと、本当に悪意がなかったら、相手にお願いして断る自由を与えるからです。
相手に断らせないために、正面から言ったら断られるであろうことを、悪気がないに包んで押し通すのです。

ちょっとややこしいですね。

踏み込んだり押し通したりすることを、悪気がないから許してね、というのが、悪気がなければ許されると思っている人のやり方なのです。

踏み込まれるのが大っ嫌いな私は、相手の気持ちなんかどうでも良いです。
踏み込まれたという事実に腹を立てるので悪気の有る無しで判断しません。

そこまででなくても、モヤッとする、ということはそういうことなのです。

ただ、悪気がないからといって踏み込んで来る人にはそれなりの心理があります。
頼めばNOと言われるに決まっているという、自分は好かれていないセルフイメージがあります。(そういうことをやっている時点で嫌われているのは事実なのですが)
NOと言われるのが怖ければ黙っていればいいのに、自分を押し通したい我の強さがあるものだから相手の承諾という手続きを踏まずに通してしまうわけですね。
相手が不快になるのも分かるから、悪気がないとわざわざ言うわけです。

こういう人には、はっきりNOと言うのが効果的です。
この人には通用しないと分かればやってこないのですよ。
通用する人にだけやります。
使い分けるあたり、やっぱりわざとなのですよね。

こういう人に乗っかられてしまう人も乗っかる側も、不安に支配されています。

不安の元に向き合う必要がありますね。




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