続きです。


その後日中はラジオの様なチューニングと、吐ききれない呼吸とで辛かったけど、色々な事で気を紛らわしながら次の鍼灸院の日になれば、
きっと良くなると気持ちを繋いだ。


明け方は相変わらずお腹の痛みで目が覚める。まだ下痢が続いてるけど、便は鍼灸のお陰で少しだけ形を作る様になってきた気がする。



次の鍼灸院の日がきた。



症状を先生に伝えると、


『その耳鳴りも時期に治まるよ。まずは便の調子が良くなってからだからね。腸の調子が自律神経と直結してるからね。』


と言っていた。




いつも通りの治療だったけど、数日前に寝違いをしていたのでそこの部分も針で治療してもらった。


『また寝違えちゃって。枕変えた方がいいのかなぁ。』


『寝違いは、自律神経と深い関係があるんだよ。こういう症状の人はよく寝違えるんだよ。今まで何人も枕変えようかなぁって患者さんから聞いてきたけど、やめときっていつも言うんだよ。やめときね、時期に寝違えなくなるから。』



えっ?

そうなん(・o・)?!!







『寝違いをしなくなったら、自律神経がだいぶよくなったって事だね。一つの目安だね。』





へーっ。



寝違えるのって、枕が合ってないから、とか変な向きで寝たからとかが全部の原因だと思ってたけど、そればかりでは無いんだね。



自律神経と寝違えって関係あるんだ。



新しい知識が自分の中に増えていく。
違った角度からの話に、どはまりしてきた。



この辺りから、今までは知っていた知識とは全然違った角度からの話をもっと知りたい欲が増していって、鍼灸の度に先生方に話を聞きまくる日々が続いていく事となります。