LE 繰出し式 ブルーミックス 漏れる時は | 萬年筆グラフ 目録

 

LE 繰出し式 初期型

1908~10年

ブルーミックス

型取り剤 

 

 

 

 

 

 練り混ぜたブルーミックスを

腹巻内へセットし

尻軸を押し込む。

螺旋筒から伸びる棒で

出口を塞いでおく。

 

② 次に

 螺旋筒から伸びる棒を

尻軸内へ押し込む。

 

 

*漏れる場合は

螺旋筒から伸びる棒より

細い棒を自作する。

団子の櫛にセロテープを巻く。

割箸を削る。

 

螺旋筒から伸びる棒

 径4mm

みたらし団子の櫛 

径3.7~3.8mm

 

 

 

 

 

LE 繰出し式 構造 

2段のパッキン

 

 

*この構造から

腹巻の内壁と

螺旋筒から伸びる棒の外径に

対してパッキンが効いていれば

尻軸にクラックがあっても

漏れる事はない。

 

*結論

旋回式では

パッキンの幅が長く

回転が少ないので

漏れ難い。

しかし

繰出し式では

パッキンの幅が短く

回転が多いので

漏れ易い。

これはピストン式も同様で

内壁よりわずかに径を

大きくしないと漏れる。