ルートンタウンのスタジアム | 萬年筆グラフ 目録

 

ケニルワース・ロード

スタジアムは住宅密集地の中にある。

 

客席とピッチが近い。

 

 


 スタジアム 概要


・収容人数:10356人
・建設年:1905年
・所有者 :ルートン区議会

 

 

ルートンタウン 探訪


 

「ワトソン君 今朝は

素晴らしいモノを観た。」

 

「ルートン対アーセナル戦

試合の方ではなくてスタジアムですね。

ピッチと客席が近くて

西が丘を想い出します。」

 

「1万人収容の小さな薄暗い

スタジアムが雰囲気を醸し出す。

こういう風景が

サッカーの魅力のひとつだ。」

 

「片や・・・日本では

収容1万5千人以上でないと

Jリーグに加盟できないという

アホ丸出しな規定が

まかり通っていますね。」

 

「下らん規定で縛っているな。

収容2000人でも認めるべきだ。

バカでかい国立も横浜も

アレは陸上競技場であって

サッカー場では無い。

観戦には狭い方がいい。」

 

アウェイ用の入口

ここから・・・

 

住宅の下を潜り抜け・・

外階段を昇って・・・

この入口から・・・

アウェイ用の席に座る。

 

 

 

 

 

イングランド1部リーグは

収容人数5000人でOK

なんですが これは・・・

118年前から ずーっと

街の中にスタジアムはある。

だから容易に改修はできやしない。

スタジアムと共に

人々の生活は成り立っている。

スタジアムは自分達のモノだ。

・・・という歴史的な意味合いが

あるからですね。」

「その通り。1905年にできた

このスタジアムの

所有者はルートン市議会だ。

アラブの成金でも無く

ロシアの大金持ちでも無い。

人口20万人の町に

バカデカいスタジアムは要らない。

 

「ホントに大切なモノが何なのか

彼等は判っています。

それに気付かないのは

サッカー3流国です。」

 

住宅街の闇の中に

佇むスタジアム。

 

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明るさ不足でJリーグから撤退

 

 

このスタジアムは500ルックス。

「J3ではピッチ内の明るさ

 1500ルックス以上」という

アホらしい規定を振りかざして

このクラブを迫害・撤退させよう

と企んでいる。