The Capless ザ・キャップレス 大正13年 分解 修理 | 萬年筆グラフ 目録

 

 

ザ・キャップレス The Capless

インキ止め機構

大正13年 1924年

キャップレス萬年筆工業所

東京府大森町

 

 

*構造 動作

 

     

突起をスライドして上下動するが

内筒だけがスライドする。

 

*インキの通路 止め機構

 

止めの状態=ペン先が引っ込んだ状態

内芯の切り込み=インキ連絡通路

遮断

 

 

止めの解除ペン先が出た状態

内芯の切り込み=インキ連絡通路

開通

内筒のインキをペン芯へ導く。

中芯前方の切り込み=インキ連絡通路

尻軸を90度 回して切り込みを

ペン芯下へ合わせると

インキはペン芯~ペン先へ流れる。

 

 

ペン芯構造

スノーケル式と同じく中芯がペン芯を貫く。

3つの縦穴からインキをペン先へ導く。

 

 

 

 

 

 

コルク押えネジ蓋=底座

ペン先側からオノト式のネジ蓋を

順ネジで外す。その後ろにコルク。

底座がオノトのようなネジ蓋に

なっているモノは

日本製の両ベロ スワンなどに

時折見られる。

 

 

内筒後端  パッキン

シリコン板 刳り貫き 透明

外 6.0 内 1.5 厚さ 2.0

中芯径 2.0