型取り剤 ⑤ 旋回式 その2 | 萬年筆グラフ 目録

 

修理 パイロット 旋回式

 型取り剤でパッキンを作る。

 

 

*首軸パッキン交換

 

 

 

 

作業手順 詳細

 

中首の2つの孔 

空気孔とインキ孔を

爪楊枝で塞ぐ。

 

手早くブルーミックスを

混ぜ合わせ 外首内へ詰め

すぐに中首を押し込む。

 

30分放置する。

 

中首を抜き はみ出した

余分な型取剤を除去。

 

外首の2つの孔から空気孔と

インキ孔を刳り貫く。 

1.1mmのドリル使用。

綺麗にリーマーで整える。

 

外首内の滓を除去。

中首にグリスを塗り

外首に押し込む。

爪楊枝などで

空気孔とインキ孔に

付いたグリスを除去。

ペン芯とペン先を

中首に差し込む。

 

 

外首の中で型取り剤は

見事に成形されていて

微調整する必要がない。

 

*注意

通常の修理では

型取り剤は取り出さず放置!!

取り出すと裂けるので

動かしてはいけない!

 

 

 

 

 

 

ーつづくー