プランジャー式の歴史と変遷 その2 | 萬年筆グラフ 目録




オノト・プランジャー式 
1906~




         ①          ② (ねじ破損)

①先端部と②台座の間に
ラッパ型の弁を挟む。


   

胴軸後ろ・雄ネジの中に
尾栓ユニットを組み込む。
コルクとフタの
径は小さい。


中芯(エボナイト)に孔を空け
尻軸にピン打ちする。
ピンは エボナイト。



① ラッパ型・弁は 機能的な形状。
中芯・引き出し時 すぼまって空気を逃がし
押し出し時 拡がって陰圧を作る。

→パイロット・カスタム823に応用??

② 尾栓のパッキンは 
コルクだけでは不十分。

③ 中芯・尻軸の固定がピン打ちでは 
 耐久性が無い。
エボの中芯に孔を空けているので。

→ 後のオノト・マイナーなどでは
 インキ止め式と同様の
逆ねじ固定となる。


オノト・マイナー


中芯・尻軸 固定
逆ねじ