昨日今日、
神社では朔日参りの人たちとともに、七五三参りの人たちがたくさんいました。
中には初宮参りの親子もいました。
皆さん明るく豊かな表情で撮影などをされていて、とても微笑ましく思いました。
そう、人生の始まりは、多くの人が神社へ行きます。そして、親は子が健やかに育つことを願います。
で、です。
それはそれでとてもいいことです。でも、子供が健やかに育つかどうかの大半は親次第なのですよね。
子供の人生を考えたとき、最初は元気に育つようと願いながら、もの心つく頃にはスポーツやお稽古ごと、学校へ行きだすと、いい高校、いい大学にいくことしか頭にない親が大半になります。
でもね、それは人生100年時代だとすると、それは5分の1までのことで、子供にすれば、あとの人生の方が長いんですよね。まぁ20才すぎれば、あるいは大学出ればあとは自分次第ということかも知れません。
そう、自分次第なのですが、そのために親として、自分で考え、自分で人生を歩んでいける力を、それまでにつけてあげないといけないわけです。
まずは4才まで、次に9才まで、そして16才までに身につけさせておくべきことがあります。
初宮参りでは、まずは「元気に育つように」と祈るのでよいと思いますが、七五三では、それらを意識した感謝と祈りをしてほしいものです。
ちなみに、初宮参りや七五三参りをした神社へ、ご報告へ行ったことありますか?
元気に育ったかどうかは、あの世にいくまでわからないかも知れませんが、でもそのときは多くの人は神社ではなく、お寺さん、お坊さんのお世話になりますよね。忌中だからと家族も神社へも行かず。
神様たちはないがしろ、ですね。。
少なくとも、4才、9才、16才の誕生日には、親子そろって、初宮参りでお願いをした神社へ参拝して、ご報告とその後の宣言をし、祈ることがよいです。まぁ形だけでなく、その中身が重要なんですけどね。初宮参りや七五三参りも同じです。形や作法だけでなく、ちゃんとすれば、誰でも御利益がいただけることをやっているのに、もったいない感じがしてます。
私たちは、「神頼みも自分が9割」を標語に、それらの心構えや実践法を講座やセミナーなどでお伝えしていますが、それらをここで連載していこうかと思っています。
あと、個別にコンサルティングをしてきました「心豊かな子育て」についても、定型化してできるだけ多くの人にご提供できるよう新しい事業をスタートしました。自分の子供のため、なのですが、実は結果的に、親自身が将来苦労しない子育ての方法でもあるのですよね。
政治家は「次世代の子供のため」とよく言いますが、下手するとそれは子供世代をコントロールをしようとしていることであって、しないといけないのは、「子供たちが自分たちで心豊かな人生を生きるため」のサポートが本質なんですよね。
連載や新しい事業は、ご質問などもいただきながら、進めていこうかなと考えています。
ご期待いただければ、やりがいもアップしますので、ぜひ。