2月16日(金)午前10時より「ハートフルシネマ(人権啓発映画を観よう!)」を実施し、14人の方が参加してくれました。
今回は人権啓発映画『大切なひと』の上映と、三宅俊明さん(人権教育指導者)による講話を行いました。
『大切なひと』は、「ネット社会における部落差別と人権~誰もが一人の人間として尊重される社会の実現をめざして~」をテーマとした映画です。
SNSが原因として起こるさまざまな差別、自分には関係ないと思っていませんか?
映画の中では
「SNS上で情報を発信する時、実は誰もが火種を持っています」
「SNSに上がった情報は“デジタルタトゥー”としてずっと残る」
「言葉は使い方によっては凶器になる」といった印象的なセリフがありました。
三宅俊明さんは講話の中で自分が体験したことも交えながら、現在も部落差別は残っている。
部落差別はなくなっていないと断言!
特に、結婚差別や就職差別は一生つきまとっていく問題であると言われました。
また、差別をなくすためには…
①差別は絶対にいけないことだと、一人ひとりが自覚する。被害について理解する・知るべきである。
②誤った常識や根拠のない噂を広めない。
③自分の言動によってどうなるかを考えてから動く・話すこと。
④差別を助長する加害者にはならない。傍観者にもならない。
この4つが大切であると説明され、参加者の皆さんは真剣に聞き入っていました。