続いて、もうひとつのサイカス カイルンシアナが届きました。
今回の株はベアルートではなく、しっかりと葉が展開しています。
明るい色をした塊根部です。
葉っぱの美しさにも定評がある品種ですが、赤い塊根部にも惹きつけられてしまいます。
今回の株はカイルンシアナのロカリティのひとつとして知られているようだったので、販売者様の紹介文を引用させていただきました。
『同サイカス・カイルンシアナの生息地の中で、極一部にのみ自生しているのがRobinhood station locality です。サイテス規制のみではなく、ケアンズの動物保護地域に指定された為、今後は種と苗の入手は不可能となりました。』
現状では非常に貴重な植物である事が伺えますが、一般的なカイルンシアナとの違いはこのようになります。
『より細くパウダーブルーの葉を基本とし、更に成長と共にシルバーブルーの表現をする様になります。』
わたしの手元には比較する個体があるわけではありませんが、地域差が認められるものに関しては混同するような事もなく管理したいです。
サイカスの成長は緩やかなものと思われるので初期サイズを計測。
今のところは鉢植えで、低温には一定の耐性を持つらしいが必要な場合は温室管理も考えます。
毎年大きさを測るのが楽しみになるような成長を見せてもらいたいものです。
まだ小さい株なので強い陽射しには気を付けます。
しばらくは軒下での管理になりそうです。