＊友人の過去の話です
疲れた…
今日花が帰ってきたら
もう一度ちゃんと
話さないとな
家に帰り
母に今日あったことを
話しました
母
そう…
無事でよかったわ
友人2ちゃんだけじゃなくて
花も寂しかったんだと
思うわよ
さき
え？どういうこと？
母
私に言ってたのは
赤ちゃん生まれたのは
すごく嬉しいけど
お世話ばっかで
ママは私の話しを
聞いてくれないし
前に買っておいてね
って言ってたノートも
長い時間忘れてたんだよ
って寂しそうに言ってたよ
さき
そうか…
私はちゃんと話しを
聞いているつもりだったけど
つもりだったかもしれない
寝不足もあったりで
花のことは後回しにしてたかも
母
友人2ちゃんが寂しいって
言ってたみたいだし
もしかしたら
花は自分と重ねちゃって
一緒にいてあげようって
なったんじゃない？
さき
。。。
そうかもしれない
友人2ちゃんのお母さんに
言える立場じゃなかった
お母さんが言ってくれなかったら
気づけなかったわ
ありがとう
母
仕方ないんだけどね
お姉ちゃんになったから
試練よね
赤ちゃんのお世話は
本当に大変だって
花もわかってる
でもやっぱり自分も
ちゃんと見てほしいって
思ってるんよ
たまに預かってあげるから
花と2人でお出かけしたら？
さき
ありがとう
お願いしてどっか花が
行きたい場所に行こうかな？
母
それがいいわ
じゃあ私は帰るわね
そう言って帰っていきました
キッチンを見ると
朝に食べた食器も片付いていたり
花の好きなお菓子はもちろん
私や夫の好きなお菓子まで
買ってくれていました
母ってすごいな…
私は何やってるんや
自分が1番あかんやんか…
花に謝らないとな
そうこうしている内に
花が帰ってきました
続きます
