放課後ミステリクラブ 知念実希人 | 作家・神永学公式ブログ「担当さん、〆切り待ってください!!」

お盆も過ぎて、夏休みもあとわずかとなりましたね。

お子さんが読書感想文で読む本に迷っている方も多いのではないでしょうか?

 

そんなわけで、本日オススメするのは知念実希人先生の「放課後ミステリクラブ」です。



この作品は、私にとってとても思い入れの深い作品です。

 

なぜかというと、うちの娘が生まれて初めて読んだミステリ小説が、「放課後ミステリクラブ」なのです。

 

短編は読んだことがあるのですが、少し長い話になると集中力が切れて、どうしても本が読み切れなかったのですが、「放課後ミステリクラブ」だけは別格でした。

 

自分から進んで読んだ初めての本でもあるのです。

 

読み終わった後、娘はドヤ顔で私のところに近付いて来ました。

 

娘「ねぇ。パパ小説書いてるんだよね」

私「そうだよ」

娘「じゃあ知念実希人先生って知ってる?」

私「知ってるよ。いつも読んでるし」

娘「会ったことある?」

私「あるよ。挨拶しただけだけど」

娘「パパすげー!!!!」

 

と、知念実希人先生のお陰で、娘から尊敬されました 笑

 

それ以降、娘はシリーズの新刊情報を教えてあげる度に、飛び跳ねて喜び、欠かさず買いに行っています。

 

他のミステリ作品にも興味を持ち、手に取る本の種類がガラッと変わったような気がします。

 

もちろん、私も読みました。

小学生が主人公というだけで、話の構造やトリックの骨組みもしっかりしていて、大人が読んでもめちゃくちゃ面白い!!

 

子どもと同じ本について、あれこれ語り合うのは、何物にも代え難い経験になります。

 

というわけで、興味が湧いた方は是非!!