空の上のおともだち ずっと一緒だよ ~初代ボンちゃん(雑種犬・女の子)~ | 空の上のおともだち

空の上のおともだち

小さい頃から色々な存在とコミュニケーションを取っていた娘。
そんな娘と我が家に次々に起きる不思議な出来事を記録していきたいと思います。

赤毛のアンの島から、こんにちは。

 

本日は雨。

 

暑い日が続いていたので、少しホッとします。

 

去る7月5日は、とあるご先祖さまの祥月命日でした。

 

ここでカミングアウトしますが、実は我が家には、『空の上のおともだち』以外にも、そのご先祖さまも一緒に暮らしています。

 

『空の上のおともだち』と同じように、娘を介してお話させていただき、時にはお叱りやアドバイスをいただいたりします。

 

ただ、ご本人に確認したところ、ブログには載せないで欲しいとのことでしたので、この話はここまで。

 

とにかく、その方の祥月命日でしたので、心ばかりのお祝いをして過ごしました。

 

さて、本日はしばらく書けなかった、『空の上のおともだち』登場エピソードの続きを書きます。

 

↓前回の記事はこちら

 

ボンちゃんが飲んだ牛乳が減っていたことで、翌日、私と娘は、朝食前にマグカップの牛乳の量を確認しました。

 

「いつもと同じだよ、ここの線までミルク入れたからね。」

 

娘が頷きます。

 

「はい、ボン、飲んでいいよ!」

 

昨日と同じように、ボンちゃんは夢中で牛乳を飲み続けました。

 

やはり時間にして10分近く、ずっと飲んでいました。

 

「ボン、飲み終わったよ!」

 

ボンが離れたあとに、すぐに娘と一緒にマグカップを確認しました。

 

牛乳が、減っている!!!

 

やはり、注いだラインから1センチくらい下まで、牛乳が減っていたのです。

 

こんなこと、あるのか・・!!!

 

私も娘も本当に驚きました。

 

と同時に、どんなにか生きているときに飢えていたんだろう・・と胸が痛みました。

 

初代ボンちゃん(雑種犬・女の子)に関しては、私は父だけでなく母のことも許せない気持ちになります。

 

しかし、ボンちゃんはこの2日間で満たされたのか、それ以降は牛乳を飲むことはなくなりました。

 

今は必要に応じて私たちの食事を一緒に食べたりしているようです。

 

さて、こうして一緒に暮らすようになったボンちゃん。

 

それからは私が出掛ける時は必ず付いて来るようになりました。

 

ある時、娘のスニーカーが小さくなったため、娘と一緒にJR芦屋駅の大丸に入っているABCマートにスニーカーを買いに行きました。

 

娘と私はそれぞれ自転車に乗って駅に向かっていたのですが、娘によると、

 

「ボン、ママの自転車のかごの中に入ってるよ!」

 

とのことでした。

 

そしてデパートの中に入ると、今度はボンはエスカレーターを登ったり下りたりして遊び始めました。

 

「見て!この階段、楽しい!!」

 

と言って大はしゃぎしながら乗降していました。

 

「そっかぁ、ボンはデパートなんか行ったことないもんね。そりゃあ楽しいよねぇ。」

 

そして娘がスニーカーを試着している間も、ボンも真似をして他のショップで売られているハイヒールに前足2本を片足ずつ突っ込んで

 

「見て見て!!」

 

と大ハッスル。

 

こんなに賑やかな買い物は初めてで私も楽しかったです。

 

こうして文章にしていると、あぁ、一緒に暮らしているのがボンだけの時があったんだなぁと懐かしく感じます。

 

あの時は、ボン一匹だけだから、穏やかな時間が流れていたなぁ~~照れ

 

そして帰り道、自転車で家に向かいます。

 

しばらく走っていると、娘が

 

「ボン、危ない、見えない!!」

 

と騒ぎ始めました。

 

「ママ待って、前が見えない!!」

 

と言うのです。

 

「えぇ!?何言ってるの!?」

 

私はさっぱり訳が分かりませんでした。

 

娘によると、帰りは、ボンは娘の自転車のかごに乗って来たそうです。

 

娘の目には、ボンの姿は、生きている動物と同じように、リアルに見えるのです。

 

霊体だからといって半透明に見えるわけではないらしく、

 

リアルに見えるため、自転車かごの中に乗られると、娘の顔の前にボンが座っているため、

 

前が全く見えない

 

のだそうです・・。

 

(ちなみに私の自転車かごにボンが入っていても、私にはボンが見えないので前は問題なく見えました・笑)

 

ええええ!?そういうこと!?

 

本当だろうかと思ったのですが、実際、娘は顔を左右にひょこひょこ出して前方を確認しながら自転車を漕いでおり、そのせいで自転車がグラついて

 

「危ない、怖い!!ガーン

 

とずっと言っていました。

 

これはどの『空の上のおともだち』もそうで、例えば私と娘が並んで寝ていたとして、私と娘の間に『空の上のおともだち』たちが入って寝そべった場合、私が見えなくなるそうです。

 

特にくぅちゃん(熊・女の子)みたいな身体の大きな子が間にいると、もう私が全く見えないそうです。

 

話もできるし肉眼にもはっきり見えるけれど、触ろうとしても、そこは突き抜けてしまうらしいです。

 

「めちゃくちゃうるさい」

 

「夜中もしょっちゅう起こされる」

 

「部屋の中はドッグランのよう」

 

という娘の苦労はいかばかりでしょうか・・。

 

とにかく、こうして、『空の上のおともだち』の最初の一匹である、初代ボンちゃん(雑種犬・女の子)との生活はスタートしました。

 

・・あぁ、ようやく、最初の話を終えることができました!!!

 

ここからはもう、早かったです(笑)

 

おいおい記事にして行きますが、本日はここまで。

 

カナダに行く前に、娘が描いてくれたイラストをご覧ください。

 

この時は、「ボンちゃんは描くのがどうしても難しい」とのことで、初代ボンちゃん以外の5匹を描いてくれました。

 

カナダに行く前は、6匹だったんだよなぁ・・。

 

ものすごく遠い昔に思えるけれど、まだ2ヵ月弱しか経っていないのです。

 

本日もお読みいただきありがとうございましたニコニコ

 

↑真ん中は私。太陽の下は2代目ボン、そこから時計回りに茶々、もっくん、ハル、キウイ。