リアルなおともだち① ~ひでお(淡水魚・オス)~ | 空の上のおともだち

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小さい頃から色々な存在とコミュニケーションを取っていた娘。
そんな娘と我が家に次々に起きる不思議な出来事を記録していきたいと思います。

赤毛のアンの島から、こんにちは!

 

本日は、「空の上のおともだち」ではなく、実際に生きている動物のおともだちについて書こうと思います。

 

色々なおともだちがいるのですが、リアルおともだちの栄えある第一回目は・・

 

ジャーーーン!!!

 

娘が日本で通っていた小学校の水槽で飼われていた、「お魚くん」です。

 

種類は分かりませんが、その名もひでお(淡水魚・オス)

 

まず、昨年7月、夏休みに入ってすぐに我が家は東京から兵庫の芦屋に引っ越しました。

 

9月から転校生として娘は新しい学校に通い始めました。

 

転校先の小学校には玄関にズラーーッと水槽がいくつか並んでいて、様々な魚が入れられていました。

 

一番右端にある水槽が、一番たくさんの種類の魚が泳いでいたのですが、娘は転校先でなかなか気の合うお友達ができず、毎日水槽を眺めていたそうです。

 

するとある時。

 

「よう!俺、ひでお。」

 

・・と、その水槽で一番大きな魚から声を掛けられたそうです(テレパシーみたいな感じ)。

 

娘が

 

「こんにちは~!」

 

とテレパシーで返すと、

 

「おっ、お前、しゃべれんのか?じゃあ、友達になろうぜ!」

 

「うん、よろしくねー!」

 

という感じで、友達になったそうです。

 

その日、娘が興奮して学校から帰って来て報告してくれましたが、

 

「マジで!?魚と友達に!?」

 

と、私も興奮を抑えきれませんでした。

 

娘にはこれまで、カラスのお友達がいました。

 

また、お友達ではありませんが、カメムシ、カマキリ、カナヘビなどと話したこともありました。

 

魚も話せるのかぁ、凄いなぁ!!!

 

そしてひでおと友達になった娘は、

 

「気の合わない友達と遊ぶより、ひでおと話す方が楽しい。」

 

と言って、毎日水槽にひでおと話をしに通うようになりました。

 

基本的にはテレパシーで会話するらしいのですが、つい、娘はテレパシーを忘れて直接水槽に向かって話すこともしばしば。

 

娘が水槽の魚に話しかける姿は他の児童にも目撃されることになり、当然、変な子扱いをされたそうです。

 

しかし、転校先に馴染めず、もはや学校の人達にどう思われても良いという心境になっており、娘は気にせずひでおと話し続けました。

 

ひでおには、クラスの男子の愚痴なども話していた娘。

 

意外にもひでおは水槽の前を通る児童のことを観察しており、有名な悪童などは、名前も知っていたようです。

 

娘が話していた男の子のことも知っており、

 

「あ、俺そいつ知ってるぜ。」

 

「ほぅほぅ。そいつ、クズやなぁ!」

 

などと言って色々話を聞いてくれたとか。

 

また、魚なのに「たこ焼き」のことを知っていたりと、恐らくですが、水槽の外の話を耳に入れて、彼なりの知識を身に付けていっていたのかなぁと思いました。

 

ひでおは他にも色々な事を知っており、私たちが住んでいたマンションで、あまり良くない存在を目にして怖がってしまった娘に、

 

「あいつはそこに住んでる存在みたいだから、仕方ない。でもあまり意識を合わせない方がいいぜ。」

 

とアドバイスしてくれたり、あと、陽気な金髪の男の幽霊(なのか?)が娘とひでおの前に現れたときも、

 

「何だ?あいつ・・」

 

と塩対応したり(ひでおには見えてたようです)、

 

私と娘が家でひでおの話をしていると、

 

「今、俺の話してるだろー!」

 

とテレパシーを送ってきたりと、まぁ元気いっぱいの魚でした。

 

私もひでおと話をしたくて、どうしたら話せるのか聞いたところ、

 

娘は「まずは植物に話しかけるところから始めて練習するのがいいと思う。」

 

と教えてくれ、

 

ひでおは何度か私に

 

「おーい!こんにちはー!」

 

とテレパシーを送ってくれたらしいです。

 

ですが一向に私が反応しないので、ひでおは最後は私のことは相手にしてくれなくなりました。。

 

そんな楽しい日々を送っていたところ、ひでおとの別れは突然やって来たのです。

 

すみません、長くなりましたので明日に続きます。

 

私の側で、もっくん(マルチーズの赤ちゃん・男の子)が「ぼくのこと書いて!!」と暴れているので、一応ここに追記しておきます。

 

ちなみに、もっくんは赤ちゃんだから仕方ないのか、結構わがままで、思い通りにならないと泣いて暴れて手が付けられません。

 

激高しすぎたときは泣きながら眠ってしまい、起きたらケロリと忘れています。

 

泣いてふて腐れたもっくんを、以前、娘がイラストにしてくれましたので、今日はそれを貼りますね!

 

↑泣いてふてくされたもっくん

 

この写真を貼ったら、「なんでこのもっくんなの!!」と怒ってしまいました・・

 

ではでは。。