お屋形さまー | あきれカエルの頬かむり

あきれカエルの頬かむり

小説や音楽、映画に日常…

最近ハマった漫画「センゴク」


センゴク(1) (ヤングマガジンコミックス)/宮下 英樹
¥560
Amazon.co.jp

センゴク天正記(1) (ヤングマガジンコミックス)/宮下 英樹
¥560
Amazon.co.jp


文字通り戦国時代の仙石権兵衛という男が主人公の漫画です。


秀吉の部下で、マイナーな武将だそうですが、なかなか面白いです。


絵は苦手な部類だったのですが。



なにより、生まれも育ちも甲州な私にとって、


ここに書かれている武田軍のカッコイイことなんのって!!!!!


まあ、主人公にしたら敵で、戦でも主人公が活躍しちゃうのですが、


それをさしひいても、いい!


武田信玄の「戦の準備、外交のうまさ」や


ヘタレと思われがちな二代目、武田勝頼の活躍とか!!


家臣たちの死に様とかね。


もう正直うるっときましたよー。


武田家大活躍は、天正記のほうの3、4巻あたりからかな



ごつくてむさくるしくて明智光秀がえらい顔になってるw戦国物だけれども、


いいですよー。



相方とも話したけれど、


この時代の親って絶対なんだけれど、


武田信玄は、自分の父親を追い出してしまうんですね。


父親は、嫡男長子の信玄ではなくて、その弟に家督を譲ろうとまでしていたし。


そうなると、この弟、信繁の立場が複雑ですよねー。


父ちゃんは、自分のことかわいがってくれてて、自分をあととりにしてくれるとか言ってる。


兄ちゃんはそんな親父を放逐してしまう。



でも、この弟、兄ちゃんのもとで甲斐を守ろうとする。


大河ドラマ(風林火山)だと


「わたしは、兄上がこうしてくれる事(親父追放)をどれほど待っていたか。


どれほどこの日を待っていたことか…よくぞ、ご決断してくださりました」


涙ながらに兄ちゃんに告白するんですよね~。くううっイイ奴だ!!


この状況なら謀反とかお家騒動とかありそうなものなのに


武田家でも、重要な地位について、信繁が戦死した際は


家臣らが「惜しみても尚惜しむべし」と評すほど、だったそう。


当主になるはずだった弟をそばに置いとくのも、


戦国時代では珍しかったのかなあ~。



そういえば、BASARAが実写になるそうですね!!


正直家康きらきら過ぎて苦手だったけど、宴だと



何気に陰のある性格だったと判明。好感度アップですw


バサラ宴、あえて松永久秀を主役級(?)にするとこが、


バサラらしいっつうか、飛んでますよねえw




正宗と幸村と対峙するとこなんか、どう考えてもこっちが悪いしw


「小十郎はどこだ!?」


「佐助は!?」


「…卿らは炭を眺めるたしなみでもあるのかね…?」


「な…!!」


「シャラアァップ!!」


みたいな。



そうそう。


わが子、最近ことばが増えてきまして。


「いーえーあすぅう~(三成の真似)」


「なぁぜじゃ~(黒田官兵衛の真似)」




……どうしたもんかw



ペタしてね