最近ハマった漫画「センゴク」
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文字通り戦国時代の仙石権兵衛という男が主人公の漫画です。
秀吉の部下で、マイナーな武将だそうですが、なかなか面白いです。
絵は苦手な部類だったのですが。
なにより、生まれも育ちも甲州な私にとって、
ここに書かれている武田軍のカッコイイことなんのって!!!!!
まあ、主人公にしたら敵で、戦でも主人公が活躍しちゃうのですが、
それをさしひいても、いい!
武田信玄の「戦の準備、外交のうまさ」や
ヘタレと思われがちな二代目、武田勝頼の活躍とか!!
家臣たちの死に様とかね。
もう正直うるっときましたよー。
武田家大活躍は、天正記のほうの3、4巻あたりからかな
ごつくてむさくるしくて明智光秀がえらい顔になってるw戦国物だけれども、
いいですよー。
相方とも話したけれど、
この時代の親って絶対なんだけれど、
武田信玄は、自分の父親を追い出してしまうんですね。
父親は、嫡男長子の信玄ではなくて、その弟に家督を譲ろうとまでしていたし。
そうなると、この弟、信繁の立場が複雑ですよねー。
父ちゃんは、自分のことかわいがってくれてて、自分をあととりにしてくれるとか言ってる。
兄ちゃんはそんな親父を放逐してしまう。
でも、この弟、兄ちゃんのもとで甲斐を守ろうとする。
大河ドラマ(風林火山)だと
「わたしは、兄上がこうしてくれる事(親父追放)をどれほど待っていたか。
どれほどこの日を待っていたことか…よくぞ、ご決断してくださりました」
涙ながらに兄ちゃんに告白するんですよね~。くううっイイ奴だ!!
この状況なら謀反とかお家騒動とかありそうなものなのに
武田家でも、重要な地位について、信繁が戦死した際は
家臣らが「惜しみても尚惜しむべし」と評すほど、だったそう。
当主になるはずだった弟をそばに置いとくのも、
戦国時代では珍しかったのかなあ~。
そういえば、BASARAが実写になるそうですね!!
正直家康きらきら過ぎて苦手だったけど、宴だと
何気に陰のある性格だったと判明。好感度アップですw
バサラ宴、あえて松永久秀を主役級(?)にするとこが、
バサラらしいっつうか、飛んでますよねえw
正宗と幸村と対峙するとこなんか、どう考えてもこっちが悪いしw
「小十郎はどこだ!?」
「佐助は!?」
「…卿らは炭を眺めるたしなみでもあるのかね…?」
「な…!!」
「シャラアァップ!!」
みたいな。
そうそう。
わが子、最近ことばが増えてきまして。
「いーえーあすぅう~(三成の真似)」
「なぁぜじゃ~(黒田官兵衛の真似)」
……どうしたもんかw