わるみぽはいまだにお風呂上がり、
自分で服を着る事の出来ない、弟のよい君をダメな子だと思っています。
お母さんに言いました。
「育てかたが悪いからだ」
親戚も集まった、ある日。
よい君は皆に言いました。
「ぼく、なぞなぞ考えたよ」
「うまれたときは二本足。
そとにいるときは三本足。
いえのなかにいるときは四本足。
な~んだ??」

大人たちは考えることもしないで
「なんだろう~~よい君~」
と口々に言います。
わるみぽはこの「一休さん」まがいのなぞなぞを
「ここで当てたらカッコイイはず」
必死で考えました。
が、ちっともわかりません。
ほんとにわかりません。
大人たちもわかりません。
皆でよい君に聞きました。
「それはなあに??」
よい君はにっこり顔でこう言いました。
「うちのおばあさ~ん!!」
一同唖然、沈黙ののち納得、爆笑
そう祖母、静子はふたりが物心ついた時から
両太ももに大きな魚の骨のような傷跡があり
外では杖をつき、家の中は四つん這いで歩いていたのです。
わるみぽは、こいつ~と思いました。
自分で服を着る事の出来ない、弟のよい君をダメな子だと思っています。
お母さんに言いました。
「育てかたが悪いからだ」
親戚も集まった、ある日。
よい君は皆に言いました。
「ぼく、なぞなぞ考えたよ」
「うまれたときは二本足。
そとにいるときは三本足。
いえのなかにいるときは四本足。
な~んだ??」

大人たちは考えることもしないで
「なんだろう~~よい君~」
と口々に言います。
わるみぽはこの「一休さん」まがいのなぞなぞを
「ここで当てたらカッコイイはず」
必死で考えました。
が、ちっともわかりません。
ほんとにわかりません。
大人たちもわかりません。
皆でよい君に聞きました。
「それはなあに??」
よい君はにっこり顔でこう言いました。
「うちのおばあさ~ん!!」
一同唖然、沈黙ののち納得、爆笑
そう祖母、静子はふたりが物心ついた時から
両太ももに大きな魚の骨のような傷跡があり
外では杖をつき、家の中は四つん這いで歩いていたのです。
わるみぽは、こいつ~と思いました。