瀬戸内の義家に向かう途中、

おなかが空き
 
駐車場のあるうどん屋さんを探す。
 
 

うどん県だったから、
山ほどセルフのうどん屋さんはあるけれど
街中では、台数の入る
駐車場があるところが少ないのです。
 
 

夫が、ここなら駐車場も広いし
親父もちょこちょこ来ていたみたいと、
栗林公園近くの
上原屋本店さんへ。
 
 


こちら地方は
うどんは勿論美味しいのですが
 
やはり、数々の天ぷら、お揚げさん、
おでんが絶品!
 


ここは、コロッケが人気みたいで、
うどんの中にコロッケを入れて
食べている方多数。
 
義父もそれが好きだったようです。
 

 
 
わかりにくいですが、↑
お揚げさんが、てのひらより大きく分厚い。
 
横のはゴボウ天。


 
 
 
わかりにくいので
衣をはいだところを↓(^-^;
 

な~んと、
大きなゴボウを数本まとめて
かんぴょうで結び、それを揚げている。
 

食べ応えたっぷりで、
おまけにやわらか~い。
 

その下は
ゴメンナサイ。
夫と半分こして
大分食べちゃってますが、
 

大きな大きな
甘く煮込んだ高野豆腐の天ぷら。
 

これ、めちゃくちゃ美味しいんですラブラブ
 

大きな甘いだし汁をたっぷりしみ込ませた
重い高野豆腐を、揚げるのって
大変なんじゃないのかな?びっくり
 
 
 
そして、
こちらのうどんは
めちゃくちゃ安い!
本当にリーズナブル。
 
 

 
食べながら、
結婚の挨拶に行ったときから
 
本当にあちこち、
義父に連れて行ってもらった
沢山のうどん屋さんを
思い出していました。
 
 
 
 
 

お腹がいっぱいになったので
義家へ車を走らせます。
 
 
 
4年ぶりでしたが、
 

今は空き家で
誰もいないとわかっていたからか
 

不思議と
フラッシュバックすることもなく
 

違和感なく
門をくぐれました。
 
 
 

っていうより 庭!! 
 
 
芝ボーボーガーン
 
草ぼーぼーガーン
 

 

なっていた大きな実が落ちて
ぐじょぐじょになっていたり(>_<)


うぅ…、そこからまた芽が出てる…汗
 
 


春に夫が来てメンテナンスを
していたのですが
 
あっという間に荒れていました。
 
 


まずは、家の雨戸を開け、
窓を開け、空気を入れ替えます。
 

 
掃除機をかけ
広~い廊下などを
ウエットクイックルで拭き掃除。
ざっとですが、部屋を掃除しました。
 
 

空き家となっているとはいえ、
物も沢山置いたままとなっているため
 
4年前に来た時とあまり変わらず、
 

あの時のことが
ついこの間のことのように思えました。
 
 

 

ただ、部屋によっては
義父のものを既に処分しているため、
 

こちらに置いて行った
義母の趣味のもの、集めていたものだけが
あちこちにあるのが目立ちました。
 
 
 

神仏のみならず
あらゆるスピリチュアルなことや占い、
様々な新興宗教などにもはまった義母。
 

 そして、自分のことを
視える人、と言っていた義母…。


(どうも、自分の息子たちのことは
視えていなかったようです…(-_-;)
 


こちら地方なので
八十八か所巡りは何度も満願達成していて
納経帳は勿論のこと
大きな掛け軸も飾ってあります。
 
 

それだけではなく、
ご真言を書いたもの、お札、
 
スピリチュアル系の様々なポスター
そちら系の自分の信じている人の写真、
そのポストカードや絵、額
あちこちに置いてある
自分で書いた呪文のようなもの
etc.etc.
 
 

誰もいないだだっ広い空間に
 
それだけが目立ちました。
 
 
 

 
自分ではまり、楽しむだけなら
問題はないのですが、
 
(私も、寺社仏閣巡りは大好きですし
御朱印も集めているし、
いつかお遍路さんもしたいと思っているし

自分の経験上から、
目に見えない大いなる何かがあると
思っています。
 
ただ、全てをそれに支配されるのは嫌だし
まわりに強制するのは違うと思っています。)
 
 


それをまわりに強要するため、
 

自分の子たちとでさえ揉め
疎遠になったり、

親族内でも度々揉めました。
 
 
 
私も、新婚のときから
それに関しては本当に
大変だった…。
 

 
実の子たちが相手にしないから
どうしても、その矛先が嫁にくる。
 
 

 
 
ある意味、
そういうことに関しては
純粋すぎるくらいに純粋で
すぐに信じてしまう人。
 
 
一旦、
それが良い、正しい、と思うと
それに染まってしまう。
 

生活の全てがそれに。
 
 
自分が正しいと思っているから
本気で良いことをしていると
思っているから
 
人の言葉は入ってこないし、
耳を貸そうとしない。
 


自分と違うことを言うことや
違う考え方が
許せない。
 
…というより
理解できない。
 
 

世の中には色んな人がいて

あなたがそう思うように

その人その人にも
それぞれの考え方があるんだよ…

ということが理解できない。
 
 
 

なんとかして、
自分の思うようにさせたい。
 
 

あまりのことに、お断りしたり、
それについての思いや意見を言うと、
 
 
「いいから。
私が言うことをやっておけば
間違いはないから。」
 
 
 「あなたたちの為だから。」
 
 
「黙ってやっていれば
そのうちわかるから。」
 
 
全く伝わらない。

 
 
(そういえば、この言葉、
 
かつての夫もよく使っていました。
 
「いいから!
僕の言うこと聞いておけば。
間違いはないんだから。」
 
 
あっ、夫はそちら系は
全く信じておりません。
超現実主義者です(^-^;)
 
 

 
そこからはもう、
一切人の話は聞かない。
 

耳に入らない…
といった方がいいかもしれません。
 
 
全てが自分スタンダード。
 
 
ふたりとも、
自分の思うように
人をコントロールしたい人。
(自分の思うように動いて欲しい人)
 
 
(夫と義母は思考回路がよく似ています。
こういうふたりだから
互いに意見が合わないとなると
徹底的に合いませんし、譲りません。
 
まぁ、夫に限らず
義弟一家とも義母とは揉めに揉め、
一時期は絶縁していましたし。)
 
 
 
人って、自然と
そういう人を避けたくなりますよね。
 
 
自分から、人が離れていく。
 
 
でも、気付かない。
 
 
なぜ?!と苛立つ本人。
 
 
わからないんです。
 
なぜ、自分から
人が
どんどん離れていくのか。
 
 
 


 
庭の掃除になり
 

汗だくになりながら
 

黙々と雑草を抜き、
芝刈りをしている時に
 

そんなことが蘇り


これまでの義家の色々を
思い出していました。
 
 

 
 

 
そして、
 
 
義母が平家物語か好きだったからか
 
 
腰が痛くなり
伸びをするために立ち上がったとき
 

その庭を見て
 

ふと、
 
 
 
『夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡』
 
 

という
 

芭蕉の句が頭に浮かびました。
 
 
 
 




 ※以前も理由も含め書いたことがありますが、

 

シテイル方、シテイルことを思わせること

を書かれている方、

 

占い、スピリチュアル系

 

そして、カウンセラーさん等の、

 

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