『本醸造ブラインド対決 〜最終決戦〜』 | 今日はロックで・・・

『本醸造ブラインド対決 〜最終決戦〜』

久しぶりの投稿となります。かなりサボりました。

 

感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響で、酒の会など当分開けるような状態ではなく、「本醸造の会」に出品する予定で囲っていた酒が行き場を失っていました。

 

特定名称酒「本醸造」「特別本醸造」と名乗る銘酒がどんどん少なくなり、純米Onlyを掲げる蔵元も増える中、今回が最終決戦という意気込みでいましたが、さすがに今の状況では無理。

 

苦肉の策で、当家のご近所さん8人にサンプルを渡し、ブラインドで評価してもらうこととなりました。

 

本来なら、酒の会で出品を考えていた酒が15〜6銘柄あったのですが、今回は手元にあった12銘柄でブラインド対決を決行。

 

出品酒はこちら↓↓↓↓↓

 

 

1  謙信 Virgin Beat 特別本醸造しぼりたて生 

2  磯自慢 しぼりたて本醸造

3  楽器正宗 本醸造 無濾過中取り 

4  潟舟 High-Standardおりがらみ 直汲み中取り無濾過生 

5  王祿 特別本醸造 流 

6  十四代 角新 本丸 特別本醸造 

7  秀よし 八乙女 本醸造生原酒 

8  かたふね 特別本醸造おりがらみ 直汲み中取り無濾過生 

9  裏・雅山流 祥華 本醸造 無濾過生酒 

10 楽器正宗 別選 中取り 特別本醸造 

11 つきみずのいけ HELLOおりがらみ 直汲み中取り無濾過生

12 一ノ蔵 しぼりたて 本醸造生原酒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

採点は0.5点刻みで「香り5点満点」「味わい10点満点」「合計15点満点」で評価してもらいました。

 

気になる結果は次のようになりました!(私の評価は入っていません)

 

 

 

・香り・味わいの合計点の平均(小数点第二位を四捨五入)

 

1  謙信 Virgin Beat 特別本醸造しぼりたて生  [10.3点/15点]

2  磯自慢 しぼりたて本醸造  [9点/15点]

3  楽器正宗 本醸造 無濾過中取り  [9.6点/15点] 

4  潟舟 High-Standardおりがらみ 直汲み中取り無濾過生  [10点/15点]

5  王祿 特別本醸造 流 2,827円  [8.4点/15点]

6  十四代 角新 本丸 特別本醸造  [11.1点/15点]

7  秀よし 八乙女 本醸造生原酒  [10.1点/15点]

8  かたふね 特別本醸造おりがらみ 直汲み中取り無濾過生  [10.6点/15点]

9  裏・雅山流 祥華 本醸造 無濾過生酒  [9.4点/15点]

10 楽器正宗 別選 中取り 特別本醸造  [9.6点/15点]

11 つきみずのいけ HELLOおりがらみ 直汲み中取り無濾過生  [9.4点/15点]

12 一ノ蔵 しぼりたて 本醸造生原酒  [9.9点/15点]

 

 

香り・味わいの合計点は1位は「十四代」2位は「かたふね」3位は「謙信」となりました。

 

この3銘柄は前回の本醸造ブラインドテイスティングでも上位に入った銘柄ですね!

 

ちなみに味わいだけの平均得点も載せておきます。

 

 

・味わいの合計点の平均(小数点第二位を四捨五入)

 

1  謙信 Virgin Beat 特別本醸造しぼりたて生  [7.3点/10点]

2  磯自慢 しぼりたて本醸造  [6.6点/10点]

3  楽器正宗 本醸造 無濾過中取り  [6.9点/10点] 

4  潟舟 High-Standardおりがらみ 直汲み中取り無濾過生  [6.9点/10点]

5  王祿 特別本醸造 流 2,827円  [5.9点/10点]

6  十四代 角新 本丸 特別本醸造  [7.9点/10点]

7  秀よし 八乙女 本醸造生原酒  [6.9点/10点]

8  かたふね 特別本醸造おりがらみ 直汲み中取り無濾過生  [7.7点/10点]

9  裏・雅山流 祥華 本醸造 無濾過生酒  [6.8点/10点]

10 楽器正宗 別選 中取り 特別本醸造  [6.6点/10点]

11 つきみずのいけ HELLOおりがらみ 直汲み中取り無濾過生  [6.7点/10点]

12 一ノ蔵 しぼりたて 本醸造生原酒  [7.1点/10点]

 

 

味わいだけみてもトップ3は同じ結果となりました。

 

戻ってきた結果を見て感じたことは、やはり「好みは人それぞれ」ということでした。

 

同じ酒でも高評価の人もいれば低評価の人もいる。

 

そんな中でも「十四代 角新本丸」は、とても安定して高評価を得ていました。流石ですね。

 

ですが、この12銘柄の中で十四代が一番美味しいと評価した方は、総合評価で8名中お一人、味わいでもお二人だけというのも興味深い!

 

十四代は大変優等生なのが分かります。

 

悔いが残るとすれば、角新だけでなく生詰の本丸も加えたかったなと。

 

あと、楽器正宗が思ったほど伸びなかったのは、サンプル瓶に詰め替えた時に、魅力である微炭酸が飛んでしまったのかなと。

 

ともあれ、どの酒も大変美味しく、とてもハイレベルな戦いになったと思います。

 

 

「Stay Home」が今年の流行語大賞に間違いなくノミネートされるであろう状況で、酒を囲みワイワイと会を開けるのは当分先になりそうです。

 

酒はストレス解消と明日への力水になります。

 

この国難を耐え、「来たるべき時に」皆んなで大爆発しましょう!!