「美しい字で、字を書く楽しさを」
上蒲田書道教室です。
年賀状で金色や銀色のペンやインクを使いたいと思う今日この頃。
手持ちの筆ペン、ペンやインクを引っ張り出して色見本を作ることにしました。
いわるゆ書き比べですね
我が子は目を輝かせ
夫は生暖かい目で私を見ていました
まぁ、何やってるんだろうとは思いますよね。
えぇ、仰りたいことは分かっていますよ。
黒い紙と白い紙で比較!
セリアの画用紙の白と黒に鉛筆で罫線を書いています。
蛍光灯の下、無加工です。
メモは独断と偏見によるものです。
左から。
金のきらめき (呉竹)
銀墨汁 (開明)
同じ列に書いてますが、金のきらめきは呉竹さん。
銀墨汁は開明さんです。あまり意識して買っていませんでした。今気づきました。
インクなので命名書や年賀状等で太い字も書けます。
四角も文字も重ね塗りをしています。
分離しているので、よくかき混ぜてから使う必要があります。
銀墨汁は銀っていうより白、パール感。白背景だと見づらいです。絵などで輝きを出すのにはいいかもしれません。
銀墨汁の開明さん、毎年新色出してはるみたいです。
金墨汁、銀墨汁、銅墨汁、青煌墨汁、煌紅墨汁、紫煌墨汁、燻墨汁、恋墨汁。
金銀銅に加えて青、赤、紫、黒、ピンク。
もう、これだけで色ぬれるんとちゃいますか。(字書くんちゃうんかい)
何なら、銀混ぜたら淡い色のグラデできますよ。燻混ぜたらダルトーンのグラデができますよ。
年賀状の文字の背景とかにおすすめです。
来年の干支。龍なら金と青煌を混ぜて緑にして行書や草書、隷書で躍動的に書く。その上に新年のご挨拶を墨でピリッと書いて締めるとかいいかもしれません。
デュアルメタリック (ぺんてる Pentel)
グリッター強め。小学生大好きそうなきらきら感。華々しさがでる。クリスマス感がある。毛のある筆ペン。
字は2,3回なぞって、この濃さになりました。
四角もかなり塗り重ねました。
色の濃淡はつけやすいと思います。二度塗り、三度塗りでまた色味が変わってきます。
金の穂 銀の穂 (ぺんてる Pentel)
落ち着いた仏教感のある色味。マットな感じの輝き、写経とか良さそう。黒でも白でもすごく目立つ力のある色です。毛のある筆ペン。
文字の重ね塗りは不要。四角は少しだけムラが出たので重ね塗りしました。
筆日和 (呉竹)
まとまってるタイプの筆ペン。濃淡は出しづらい。濃さを均一に字を書くならこれが1番。他のは濃淡が結構つく。
キラキラ感は1番少なく、落ち着いた光り具合。
重ね塗りは不要。発色はとても良いです。
ポスカ (三菱ユニ 三菱ペンシル)
ペン。落ち着いたきらきら感。金メダルの色に近いかも。吹奏楽の楽器のはげてるところとか。ラッカー感がある。
金のきらめきは折り紙の金に近い色。
ポスカ特有の水分でヨレてしまうことあり。
銀はめっちゃ振ったけど、水分多めで薄く感じました。個体差があるのかもしれないし、私の使い方が悪いのかもしれないです。
金は重ね塗り不要、銀は何度か重ね塗りしてこの色の薄さ(たぶん個体差)です。
ジュース Juice (パイロット PILOT)
細いペンだけど、結構輝きが強い。
書き味が良くて、これだけきらきら加減が強いなら、細い字を書くならこれ一強かもしれない。
文字は重ね塗りしていません。
最近、新発売のジュースでもサーカスシリーズが出ています。
同じくメタリック。
パッケージも秀逸で、動物たちに癒されます。
かわいい色味で気になっています
(金版)きらきら感の強い順番
デュアルメタリック>金のきらめき>金の穂、ポスカ、ジュース>筆日和
(銀版)きらきら感の強い順番
デュアルメタリック>銀墨汁>ジュース>銀の穂、筆日和、ポスカ
動かしてみると見え方が違うので、動画にした方がより正確に伝わるのかも。
光と陰で見え方がだいぶ違いますね。
ちなみに。誰も聞いてないけど、
夫「金のかがやき、銀の穂がそれぞれ1番好きかも。」
子「デュアルメタリックが1番かわいい。」
夫「筆日和は、どっちも落ち着いてるな。地味というか。」
私「でも、筆日和が1番ムラなくストレスなく書けるねん。濃淡ができない点では優秀なのよ。」
夫「はーん。書きやすさか、好きな色か、濃淡か、何をとるかで選ぶ道具が変わってくるわけやな。」
私「そういうこと。」
夫「銀墨汁、白い紙やったら見えんくない?(紙を動かす)あ、この角度やったら見える!」
私「ライトの当たり具合とか、紙の角度で変わって見えるよね。動画が1番正しく伝えられるんだろうな、とは思う。でも動画のはめ込み方法が分からない。笑」←インスタのリールでUPしました。12/28
ということで、こんな記事になりました。
年賀状や命名書など作成の時にお役に立てましたら幸いです
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