「美しい字で、字を書く楽しさを」

上蒲田書道教室です。

 

現在、教室在籍の生徒さんの

およそ半数が毛筆が始められていない

硬筆のみの1、2年生さんです。

 

当教室では、2年生までの生徒さんで

毛筆を希望されている方は、保護者の方の

同伴をお願いしております。

 

段位まで上がられましたら、毛筆の

準備段階として水筆や、筆ペンを

指導しています。

 

このようなシステムでお願いしています。

ご理解ご協力いただき、

お稽古に励んでいただいています。

 

毛筆を書き始めるにしても、まずは

硬筆の基礎が大切です。

 

 

今回は低学年さんの硬筆の内容について

ご紹介します。

ちびむすさんのプリントをよく活用させて

いただいています。(規約確認済み)

 

 ①正しい持ち方・姿勢の確認・運筆練習

正しくえんぴつをもち、

正しい姿勢を覚えます。

慣れてきたら、とばします。

 

 ②図形点つなぎ

これは、空間認知の力を

鍛えるために活用しています。

ひらがなを書くときにマス目が

ありますが、どこからはじまって

どこを通って、どこで終わるか。

空間をとらえる力を鍛えるプリントです。

 

 ③図形描写

②と同様に左右の視線誘導の練習です。

低学年さんはなかなかその力が

ついていません。字を書く前の

準備運動です。

 

 ④めいろ(壁にぶつからないように)

壁にぶつかると「クラッシュ」。

毎回、回数を減らせるように

取り組んでもらっています。

 

 ⑤まちがいさがし

季節の間違い探しがとても

役に立っています。

世間話の切り口にも。

左右の視点移動の練習です。

 

 ⑥文字練習(1画のつ、し、く・・・)


Excelで作った自作プリントです。

1画の文字から順番に、

学びやすい順番に学んでいきます。

目標は、1、2年生で

ひらがな、カタカナ、

1年生で習得する漢字の

形を完璧に覚えること!

400%学習でくり返しくり返し

定着をはかります。

 

 ⑦ぬりえ

 

えんぴつを正しく持って、

左右、上下に動かす運動を

繰り返します。

巻き気味に持つ生徒さんは

ぬりつぶしの作業を

繰り返すことで改善されていく

ことがあります。

細かいところを塗る

巧緻性も鍛えられます。

 

 

 

 

下記のコグトレ系の理論を元に

「みる」部分についてを重点的に

カリキュラムを組みなおしています。

こちらもとても参考になります。

 

 

 

支援が必要なお子さんやそれ以上の

年齢の方にも有用な本です。

 

 

「字を書く」だけではなく、「書くための土台」を

作っておくと、字のとらえ方が全然違います。

ぜひ、取り組んでみてください。

 

 

えんぴつのもち方についてはこちら

簡単にできるえんぴつの正しい持ち方

 

 

 

 

 

 

持ち方に苦労している生徒さんには、

こちらの三角のものをお渡ししています。

 

 

よかったら参考にしてみてください!

字を書くことに対して悩まれている方の

少しでもお力になれたら幸いです。

 

 

以前掲載した幼児対象の内容はこちらから。

 

 

教室に関するお問い合わせは

こちらから