<令和5年1月11、19日 病棟職員(看護師、介護士)に対して腰痛予防・改善研修会を開催>
PTの大久保です
職員向けに「腰痛予防・改善にむけた研修会」を開催しました。
腰痛は、私たち医療・介護職の職業病で腰痛が原因で休職、離職される方も大勢います
にもかかわらず、積極的な腰痛対策を実施している方は少なく、
リハビリ職として、「どんげんかせんといかん(古い)」と立ち上がりました
ちなみに、理学療法士協会でも職場の腰痛対策に力を入れており、協会を上げて取り組んでいます
内容は腰痛についての講義と腰痛予防・軽減体操が中心です
腰痛とは~から始まり、腰痛診療ガイドラインに基づくエビデンス、腰椎クイズ、患者様介助時のポイント、腰痛予防体操等々お伝えさえてもらいました
皆さん、真剣に講義を聞かれてます
腰痛発生原因として、業務上、患者様移乗や体位交換時の腰への負荷は想像しやすいと思いますが、職場環境等からくるストレスによる脳機能由来の痛みがあることを意外に感じる方も多かったです
今回の腰痛予防体操は、股関節周囲の柔軟性を高めることで腰への負担を減らす内容でした
股関節を柔軟に
単発の運動指導だけでは効果は低いとのエビデンスもあるため、継続的な体操と、職場環境改善のための病院をあげての取り組みが必要だと感じました
今回、研修を実施したことで、理学療法士協会から腰痛予防の銀メダルポスターをいただきました
自身のアップデートを欠かさず、腰痛予防の啓蒙活動を続けていきます
「目指せ腰痛離職ゼロ
」