上板橋病院オフィシャルBlog

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全力の先にしか見えないものがある。
くじけてもいい。立ち上がればいい。
寄り添えば、人生はいつだって楽しい!
そう願う病院スタッフのブログです。


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こんにちは、理学療法士の白木です。

12/15~16にかけて、福岡県の福岡国際会議場で、日本運動器学術大会に演題発表してきました。拍手

演題名:「大腿骨近位部骨折後に保存療法を選択された症例の転帰と手術療法群との比較検討について」

日本理学療法学術大会から、今回から分科されて1回目の運動器学術大会開催となります。キラキラ

 

勝手ながら、発表内容を簡単に説明させて頂くと・・

高齢者の最も多い骨折は、大腿骨近位部骨折(太ももの付け根)です。寝たきりの原因となるばかりではなく、寿命も短縮させます。そのため、ほぼ全てで手術が選択されます。ただ、稀に手術に耐えられない患者様がいて、手術をしない場合もあります(保存療法)。手術が出来なかった患者様が、リハビリをした場合、どのくらいの身体機能や日常生活が回復するのか?退院先はどうなるのか?というのを、当院に入院した手術後の患者様と比較し研究しました。

ちなみに、入院される大腿骨近位部骨折患者のうち、手術をしない患者様の入院割合は、病院当たり5%との報告があります。当院は、なんと17%でした。他院で受入れが難しい重症な患者様を受け入れている誇らしい数値だと思います。

結果として、手術をせず、入院されリハビリをした場合、日常生活の改善度は、手術した場合と比較し、明らかな差は認めませんでしたが、既往の合併症の問題は大きく、全体的に低値でした。

ですが、上板橋病院リハビリ科は、重度でも患者家族様に寄り添い、より良い未来へ向かえるよう尽力していきます!!

追伸:東京から遥々、福岡まで来ると、知り合いの先生方はおらず、少し寂しくもありましたショボーン。今年は、全国学会で発表という目標に向けて、頑張ってきたので、達成できて良かったです。爆  笑

ポスター発表のため、朝早くから会場でポスターを張り、準備しました。

金曜の夜11時頃に博多に着いたため、美味しいものは食べれません(-_-;)でしたが、眩いイルミネーションが迎えてくれました。ラブ

学術大会での発表は、文献収集・検索、原稿・抄録作り等々、とても大変ですが、院長をはじめとした先生方や職員の皆様、研究助言を頂いた他院のリハ科の先生・リハ職の皆様に多くのお力添えを頂きました。この場をおかりして、感謝申し上げます。本当にありがとうございました。リハビリの質が向上できるように今後とも精進していきます。

報告者:リハ科 白木靖次郎