令和2年3月10日(火)13:30~14:00
こんにちは。理学療法士の白木です。
院内の医療安全管理研修会に参加してきました
年2回職員全員参加で開催される研修会ですがが、昨今の情勢を踏まえ、今回は各部署代表1名のみが参加し、部署内へフィードバックすることになりました。
当日は、全員がマスク着用し、机を離し、窓を開放して行われました。
アルフレッサ(株)さんに、『医療事故を防ぐために』という内容で講義していただきました。
病院では、医療事故防止のためにヒヤリハット報告書を作成しています。
ヒヤリハットとは、その名の通り「ヒヤリ・・」「ハッ・・」とした経験です。
ハインリッヒの法則というのをご存知でしょうか
1件の重大事故には、軽度の事故が29件、傷害のないヒヤリハットが300件あるとする法則です。重大事故に繋がらないように、ヒヤリハットの事例を解決することが、重大事故の防止につながるという法則なのです。
例えば、歩行練習していた時、つまづき、ヒヤッとした場合、その事例を、検討、報告します。
いつ?どこで?なぜ生じたのか?を分析し、ヒヤッとが無くなるよう対処します。
すると、その場所での“つまづき”は無くなり、結果として、転倒骨折という重大事故を防ぐことができるかもしれないのです。
ちなみに、去年のリハビリ科のヒヤリハット報告数は約50件で重大な医療事故はありませんでした。
ヒヤっとした体験を情報共有し、事故が無くなるよう、検討分析していかねばと思います。