北海道遠征 2日目


やはり現地の山がわからないと不安だべ?と友達が初日の山を案内してくれる。


50mから400m弱で猟をしたらしい。


レシピは、やや不完全ではあるが、遠射でも難なくヘッドショットで倒せた模様。


「里見、上手いわ!」

とプロハンターの友達から電話が来た。


ちなみにこの友人、私より年下。

主人より10歳ほど若い。

それを、呼び捨てするところも気に入っている。


疲れて寝ていたところを電話で起こされた私。


「へーっ」


半ば、どーでもええ情報で起こされた感満載。


しかし、友達には罪はない。


むしろ、旦那や大事なお客さんを楽しませるために色々考えてくれているのだ。


寝ぼけていて、それに気がつくまでに3分はかかったであろう。




奥の草地の縁にいた鹿を倒したらしい。

「372mだぞ!ヘッドショット、やっぱ上手いわ」


証人がいるから嘘じゃないからな。


多分、私の反応が薄いから(へー凝視だしね)


嘘じゃないと言ってくれてるんだろうが、無反応な私。


でも、すぐそこにいる奴を外したぞ。

なーんもブッシュもなーにも無いとこ!

チップするものも無いし、言い訳できんわ!!

内緒だぞ!内緒!ヒャッヒャッヒャ爆笑


急に目が覚めた私。


ニヤリ…。



猟って、失敗談の方が楽しいし盛り上がるよね。


内緒!って言われたので

読んだみんなも内緒にしてね。シーっ🤫だよ。


ぶははっ〜ニヤリ



とにかく、カスタムしていて「下手だわ」と言われたら笑うしかないけど、楽しんでいるらしい。


たまーにポカをするのも猟の楽しいところ。


朝は丹頂鶴を見れたらしい。

同行のお客さんに見せてあげたかったので嬉しい。


北海道で白鷺を見たことがなかったので、こっちに来た時は、白鷺を本州鶴だと思ってた。


瓦屋根と雨戸、柿、カマキリ、猪、白鷺…感動して撮りまくったもん。


今は日常すぎて見向きもしない。




昨夜の食事の写真が届いた。


食事も用意して貰うなんて、なんて生意気な←笑


食事も頼んだら出してくれることになっている。


本州のお客さんが、喜ぶもの…北海道の家庭料理かな?と考えてくれている。


主人は毎日、北海道料理しか食べられないけど(私、道産子だしね)新鮮な海鮮で嬉しいだろうなぁ


わおー。甘そうなサーモン!


甲羅焼きね。

私はコレに玉子とネギを入れて焼く(どーでも良い情報)

はぁ〜っ。

同行のお客さんの笑顔が目に浮かぶ。


脂が乗りまくりのデカホッケ

炭火で炎上したらしい(笑)面白ろそー。


これは留守番隊の夜ご飯

息子が疲れている私のために作ってくれた笑い泣き


2日目も息子が。母は歓喜感涙。

たまに母子家庭も良いねー!と親子愛を深める。

「2日しか作らないからね」って言われた気もするけど、忘れることにする。



オジロの巣を見たらしい。


春に近い時期には鹿を撃てば、オジロやオオワシが真上を旋回する。

鹿が見つからない場合も、オジロ、オオワシ、カラスなどが「ここにいる!はよ!撃て」と教えてくれる場合もある。


解体しているそばから、はよ解体しろ!と鹿を狙って旋回、急降下する。


襲って来ることは無いけど、横取りされたら困るから(ケチ)急いで始末をしたもんだ。


逆に教えてもらったのに外すと、「ヘタクソ!ありゃダメだ!行くぞ」と一気にいなくなる。


カムバーック!!!

もう一回、チャンスをーー!


という気持ちになる。


オジロやカラスに見捨てられて、ダメハンターや…と落ち込むこともあるけど、山は面白い。



山は熊笹だらけ。密集してはいるけど獲物は見られる。


近場なら良いけど、時間がかかるような回収は、先に熊に横取りされる場合もあるので要注意。


なぜ、遠征状況を書かないで、私の経験を書いているかと言うと、連絡が来ないからだ。


どーせ、盛り上がって現実に戻っていないに違いない。


飼い主は北海道猟で盛り上がっているかもだが

箕輪でも、いやに犬舎が盛り上がっている。


バレたのか…。


「うるせーぞ!おまえらー!(ガォー)」と飼い主の演技をしながら世話に向かおうと心に決めた。



明日は通常営業です。


つづく