毛髪は毛母細胞が分裂・増殖を繰り返すことによって形成されています。


この毛母細胞に、栄養伝達と毛髪生成の指令を行っているのが、毛根の中心部にある毛乳頭です。


毛乳頭は毛細血管を通して血中から必要な栄養分を吸収し、貯蔵した分を毛母細胞に送り込むと同時に髪の毛を作るよう命令を出しています。


毛乳頭から栄養分をもらった毛母細胞は活発化し、せっせと毛髪を作り始めます。


これが発毛までの大まかな流れで、この流れがスムーズに行かないと、発毛力が落ち、抜け毛が促進され、薄毛の原因となります。

薄毛と運動不足という2つの言葉を並べても、ピンと来ない人多いのではないでしょうか。


運動不足というと真っ先に肥満が思い浮かびますが、実は薄毛の原因にも直接関係しているのです。

成長ホルモンは睡眠時に主に分泌されると述べましたが、さらに分泌量が上昇する時間帯というものが存在します。


それは、午後10時~午前2時の間です。


この4時間の間に上質な睡眠を取ると、成長ホルモンが最大限に分泌されます。


子供はともかく、大人には午後10時就寝というのはなかなか難しいことですが、普段睡眠不足で最近薄毛が気になりだした人は、これを機会にタイミングを見定めて睡眠を取るよう心がけてみることをおススメします。

成長ホルモンは絶えず分泌されているものではなく、分泌されるタイミングというものがあります。


運動後などもその対象になりますが、多くは睡眠中に分泌されます。


そのため、睡眠不足になりと成長ホルモンの分泌が減少し、毛髪の形成に必要なタンパク質の合成が十分に行われなくなることから、薄毛の原因となってしいます。

人間の身体では、毎日髪や肌・爪などが作られていますが、これらの形成に深く関わっているのが成長ホルモンです。


成長ホルモンは、三大栄養素と言われる炭水化物・タンパク質・脂質の代謝を促進させる作用を持つ他、アミノ酸の吸収率を上げ、タンパク質の合成を促す作用があります。


そのため、大部分がタンパク質で構成されている毛髪は成長ホルモンの作用を受けやすく、成長ホルモンが分泌されればされるほど、毛髪は丈夫で健康な髪に成長し、薄毛になりにくい環境を作り上げます。

薄毛の原因のひとつに睡眠不足があります。


睡眠不足が肌によくないという話はよく耳にすると思いますが、髪にも悪いという事実はあまり認識されていません。


髪は肌と同様、ケラチンというタンパク質で構成されているため、その性質はとても似通っています。


そのため、肌にいいのは髪にも良く、逆に肌に悪いものは髪にも悪いのです。

一方、「百薬の長」と呼ばれるお酒とは異なり、「百害あって一利なし」なのが喫煙です。


タバコに含まれているニコチンは、青酸に匹敵するほどの毒性を持ち、発ガン性のリスクを伴うことで知られていますが、他にも強度の血管収縮作用があります。


血管が収縮すると血流が収縮するため、血行不良になります。


毛髪を形成している毛母細胞の司令塔である毛乳頭はに送る栄養を血中から取り込んでいるため、血行が悪くなると毛母細胞が栄養不足になり、やがて毛髪の形成自体がストップしてしまいます。


そのため、育毛剤の中には血管拡張作用のある成分を配合しているものもあるほどで、いかに血行の改善が発毛にとって重要かをうかがい知ることが出来ます。


喫煙している人で薄毛が気になり始めたら、育毛剤を使用する前に、まず禁煙から始めてみてはいかがでしょうか。

深酒により大量のアルコールが体内に入ると、アルコールを分解するために肝臓がフル活動を開始します。


この際、エネルギーとして消費されるのがシステインやメチオニンといったアミノ酸です。


システインとメチオニンは、髪を構成しているタンパク質を形成する役割を持ち、いわば髪の材料とも言うべき成分です。


ゆえに、この2成分がアルコール分解エネルギーとして肝臓に大量に回されてしますと、毛髪の材料がなくなってしまい髪の形成が行われず、薄毛の原因となってしまいます。


ただし、飲酒はほどよい量を守れば、逆に血行を促進する効果があるため、発育効果に良い結果をもたらしてくれます。


量によって毒にも薬にもなるお酒とは、上手に付き合うのがベストでしょう。

過剰な飲酒や喫煙は、健康に害を及ぼす要因としてしばしば取り沙汰されますが、こらが薄毛の原因にもなっているということは意外と知られていない事実です。


もし、原因不明の薄毛に悩まされていたとしたら、日常生活での飲酒や喫煙といった嗜好品が原因である疑いが濃厚です。

髪や頭皮に悪いと分かっていても、おしゃれは諦めたくないもの。


そういう時は、ヘアケアを上手に活用するのがポイントになります。


パーマの場合は次にかけるまでの間隔を長めに取り、濫用は避けまます。


カラーリングは、使用する薬剤を慎重に選ぶことも重要ですが、自分でやるとどうしても頭皮に薬剤がつきやすいため、出来れば美容院でのカラーリングをおススメします。


ヘアスタイリング剤は、使用する際は出来るだけ頭皮に付着しないよう注意し、使った後は十分に薬剤をすすぎ落とすようにしましょう。