土曜日は、私の関係する小学校の運動会なのだが、
校舎の建て替えに伴う遺跡調査のために、何年か校庭が使えず、
今年は、隣の小学校の校庭を借りての午前中の活動。
10時少し前に行ってみると、いろいろな時期につながりがあるOBに出会う。
朝は、少し曇りがちだったのだが、時間を追うごとに天気が良くなり、
かなりの暑さになっていく。
子どもたちは、朝から徒競走を低学年から、順次こなしていくが、
距離が50メートルしかない。
私が見ていた時は高学年なのだが、走り方は腕の振りが悪く、
あまりいいとは言えない。
校庭のない小学校で育つと、やはりこんな感じになってしまうのかと感じた。
子どもたちは、熱中症対策でテントの下で過ごすようになっているようで、
昔の運動会の形ではなくなった。
テントは校長がいろいろなところから集めたと聞いた。
こんな環境をOBや地域でカバーしていく発想もあっていいかとも思う。
午後から予定があるのであまり長居はできないので、そこそこで戻ることにした。
奥さんは、息子が小学生だったころの母親同士での昼食に出かけ、
私が出かける頃に戻ってきた。
聞けば同世代の母親がすくすくスクールでプレーイングパートナーとして
近隣の小学校で働いているとの事。
子どもの心をそこそこ理解している親たちが自分の子どもの世代の
子どもの面倒を見ている構造。
それなりの安心感はある。
入れ違いで、私は、亀戸にあるカメリアホールに仲間と一緒に車で出かける。
駐車に少し戸惑うが、江戸川子ども劇場のリーダーたちと合流。
ルドルフ応援団としての準備と、私が担当する折り紙飛行機つくりの指導と、
ルドルフ凧の販売の準備をしていると、手伝いの仲間が集まり、総勢5名での対応。
凧の販売は、男性2名、女性2名は私のアシストをしてくれる流れになる。
参加者は、時間がまばらにくるので、うまくスタートが切れないが、
それでもコの字に並んだテーブルか一通り埋まったところで、
1回目のスタート、アシストしていれる仲間がいるので、
それなりにスマートに展開。
作ると飛ばしたくなるのが紙飛行機なので、少し広い場所で
遊んでもらい、次の子どもたちのスタート。
計3回こなし、時間になり終了。
ほかのブースのあったが、子どもたちは遊びが絡む紙飛行機は
それなりに好評だったと感じた。
その後ルドルフのオペラの鑑賞もさせてもらったが、
私自身は、どうも観劇はあまり得意ではないようだ。
それほど子どもたちに見せたいと感じない。
どうも理屈が先走り、ルドルフとイッパイアッテナのストーリーをある程度知っているなら、オペラでも、わからないわけではないが、ストーリーを知らない親子にとって、ただ歌を歌っているだけに感じるのではないかと思った。子どもたちの中に、心に残るフレーズがあるといいなと思う。
それでも仲間たちは、それなりに好印象を得たようで、
7月7日の観劇に誘いやすくなったと言っていた。
どうも私には、観劇を楽しむ能力が開発されていないのだと悟った。
そういえば、苦手なものとして、ダンスとか踊り、お祭り、
人前で、大げさに体を使って表現することが恥ずかしいと
感じてしまう感覚が常にあるのだ。
よほどのことがないとこれは克服できない。