「大地の芸術祭2024」へ行ってきました! | 紙ふうせん

「大地の芸術祭2024」へ行ってきました!


2000年からスタートし、3年に一度開催されている新潟県越後妻有アートトリエンナーレ。

今年は第9回で、以前 告知させていただいた通り会期は7/13〜11/10。

初日の7/13の朝6時、我が家の専属カメラマンと千葉から車で向かいました〜

いざ、新潟へ!


途中、休憩を取りつつ6時間後に新潟県十日町市へ到着!

大きな看板の「大地の芸術祭」の文字をみて一安心。

20年以上続いて、しっかりと地域に根付いているのだと感じました。

アートのパワーはすごいですね!!!


見渡す限り、魚沼産のコシヒカリの田んぼがー!

秋にはピカピカの新米になる稲が、ゆらゆらと風にそよいでいました。

みんな、すくすく育ってね!!


峠道を進み、目指すは津南町の布施知子さんの展示!

町の案内図を送ってもらったので、とても助かりました。旧大口百貨店の2階のM-085へ。


この通り沿いの左手。

黄色い看板を目印に進みます。

無料駐車場もありますよ〜



大正14年創業で昨年春に閉店された「大口百貨店」に到着しました。

二階建て!モダンで可愛らしい!!

百年近く雪国の皆さんの生活を支えてきた歴史がうかがえる、営業当時の写真も展示されていました。


一階は佐藤悠さんの「大割野おみくじ堂」

二階に布施知子さんの「おりがみ:みんなで作る津南の森」

入り口に受付があって、周辺5カ所の鑑賞券1人400円を購入できました。ここでは、このようにピンポイントで料金を払えますが、期間中、いつでもどこでも300作品以上を鑑賞できるパスポートもあるそうです。

定休日  火曜と水曜日定休

作品鑑賞パスポート 一般    4,500円

         小・中・高  2,000円

         小学生未満  無料


一階の佐藤悠さんの展示はゲームができる楽しいスペース。ポップなデザインで津南とその地域の名産・名物を知ることができました。「おみくじ堂」なので、おみくじを引くことができますよ〜


旧大口百貨店の歴史のパネルの横に、お店で使われていた包装紙が。おしゃれですねー!

この包装紙が「ご自由にどうぞ」とテーブルに置いてありました。何か折ってみたいと思い、何枚かいただいて帰りました。

さて、二階へ。


階段で二階へ上がると、布施知子さんの「津南の森」です。たくさんの木々が並び、まさに森が広がっています!この時は薄曇りの正午ごろ。カーテン越しに陽の光が入るので、時刻や天気により違った雰囲気になるでしょうね〜


津南町では布施知子さんによる計9回ものワークショップが開かれ、町の小学校や中学校などで参加された皆さんが制作し名前を書いた木が並んでいます。その数300本以上。圧倒される景色です!!


白い木は布施知子さん作だそうです。

真っ白な景色は津南の雪景色ですね。


とても静かな森の中にいると、スーッと気持ちが安らぎます。

11/10までの展示期間が終えると、それぞれの木は作った方の元へ帰るのだそうです。

きっと素敵な思い出になるでしょうね〜


その後、足を伸ばして近くの展示へ。


旧洋品店で展示されている廃材アーティスト、加治聖哉さんのコーナーへ寄りました。


外からは目立たない「旧かなやま洋品店」に入ると、びっくりするほど大きな龍がー!

お店の柱に巻きつくようにウネる龍。廃材とは思えない迫力がありますねー!!!

でも、どうやって展示されたのだろう?と思ったら、ちょうど寄っていらした加治さんのお話が聞けました。トントン、カンカンとお店の中でパーツを繋げて制作されたそうですよ。


大迫力の顔もお見事!

たくさん打たれたピカピカの銀色の釘が輝いていて、スパンコールのようでした。


次回は美味しいお話。

芸術祭の旅は続きまーす!