ロックショアでのヒラスズキ、過去実釣で一番出番が多い【ima Sasuke120裂波】のインプレです。
 
 

 

 年間通して多用しているこのルアー、過去3年、ヒラスズキを裂波で200本は釣っていると思います。
自分自身ほぼ毎回使うのでこのルアーに釣果が偏るのは当たり前ではありますが、信頼のルアーです。一本はメインボックスに入れて置く事をお勧めします。
デフォルトの使用感やセッティング、ルアー重量なんかは書いている人が多いと思いますので今回すっ飛ばし~
 
 
メインはフックセッティングについて。
 
ロックショアでのヒラスズキ釣行ではフックサイズを#4にサイズアップして使用、主に使用しているフックはカルティバ STX-58 強度面で非常に安心感があります。
強引にやり取りするシーンは少なくありませんのでフックは信頼できる物を選択しましょう。
フック一つの交換で不意な青物や真鯛等のスペシャルゲストに臆する事なく真っ向勝負できます。

 

フック変更によるアクションの変化
 
・ウォブリングに対してのローリング比率が上がる。
ウォブリング幅を抑える事で、急激な流れや風の変化のタイミングでアクションがバタつく事を抑えることができる。
 
・若干比重が上がる為、多少のラフコンディションでも安定してトレースできる。(レンジ幅が安定する)
 
荒れた海で、シンキングミノーが有効なシーンを想像してもらうとわかりやすいですが、磯ヒラ釣行のシュチュエーションはシケ日が多いですよね~ 浮力を抑える事でルアーのトレースコースが上下に外れてしまう事を抑え、オートマチックに制御できるってことです。
 
 
 
 注意点
 
・アクションを抑制している為、ボディーが水を掴みにくくなるので引き抵抗が下がりブレーキコントロール性が落ちる。
 デメリットとして、少し水を掴みにくくなると言う事ですが、デフォルトからかけ離れた差は見られません。タフコンで裂波が使いにくい、魚に見つけてもらいにくいといった場合は違うルアーを使ったらええんです。
 
・フック同士が干渉、抱き合う事がある。
 #4で使用していて稀にフック同士が抱き合う事がある。ストレスになるほどではなくメリットの方が多いので気にせず使用していますがどうしても気になる神経質な方は真中のフックを#6番にしてみてはいかがでしょうか。前後のフックより、中央のフックを変更したほうがアクションに与える影響は大きいです。
逆に考えれば、用途によって #6 #4 #6 っていう使い方もアリ!
 
単純にフック強度を上げたいといったところから始めたフックチューンでしたがフックサイズが与えるルアーアクションについて結構勉強になったフックチューンです。
 

 

裂波を使う理由。

・だいたいの釣具店で購入が可能である事、そして中古の球数が多い、500円前後で購入可能であります。安定した供給といった点で特に高評価。

・わりと万能に使えます。ロックショア サーフ 河川 ドッグ だいたいどこでも使えます。しっかり潜るルアーや、飛距離出せるシンキングペンシル、ジャンルの壁を越えて一本でこなせるようなルアーではございませんがミノーと言うカテゴリの中では万能選手やおもっています。 

・シャローで使い易い。グリグリ巻けば意外とレンジは入りますが、巻き過ぎず引き抵抗を感じる程度で意図する点にルアーを通せば自然とバイトがでます。ゆっくり漂うルアーをプレゼンしましょう。自然といい掛かり方をしますよ。自分自身が釣行するエリアはシャローエリアが多いので特に出番が多いです。そして高所から足元引くのは壊滅的に不向きです(笑)

・バレにくい、かかりやすい。 もちろん食わせ方が大切ではありますが3フックは単純に掛かりやすくバレにくいです。2点以上フッキングしてしまえばキャッチ率が大幅にアップしますね。60㎝前後がアベレージの地域では特にオススメ。