コロナウィルスの蔓延により、大好きな図書館に行けなくなってしまいました。
外の世界を自由に歩き回ることができない今、憬れの思いだけが強くなっていきます。
(それは私にとっては非日常ですが、いろいろな理由でそれが日常だという人は本当はすごく多いのだと思います。)
そんな中だからこそ、想像力を自由にはばたかせていたいと強く願います。
小さい頃は、いつも他愛ない想像の世界に遊んでいましたがいつからその習慣を手ばなしてしまったのか。
その代わりにはならないのですが、よくファンタジーやSFを読んでいます。
アーシュラ・ル・グウィンといえば、ゲド戦記が有名ですが、最近「西のはての年代記」というシリーズで
宝物を見つけたような気持になりました。
児童文学とは一線を画す、暴力も拷問もレイプもある過酷な側面も持つ物語ですが、
そういうものがもたらす絶望的な喪失を越えていく主人公たちの若者ゆえの美しさが際立ちます。
彼らはいわゆる「魔法」の使い手ですが、その魔法も決して現実離れしたものではなく、
強い思いを持てばそういう力を持てるのではないか、と思わせます。
強い思いは、空を越えていく、
今こそそう自分に言い聞かせたいと思います。