性別ってなんだろうと時々思います。
染色体の違いなんでしょうが、それがもたらす違いは本当に科学的なのものなのか、
とはいえ、特に生殖においてはその違いはあまりにも明らかであり反駁しようもありません。
さて、話は飛びますが、私のこれまでの人生はとても「硬い」ものだったと思います。
20歳くらいの時、「お前は身体も硬いし、心も硬い」と言われて真実だった分、とても傷つきましたが
硬かったことで、損したことと得したことは半々くらいだったかなあと今は思います。
でも、「硬派」だったかといえば何かその表現は違う気がします。
「硬派」になるほど、私は女であることを捨てきれてなかったなあ。
「硬派な女」は「硬派な男」に比べると致命的にアンバランスで生き残ることが難しい気がします。
でも、高村薫の小説を読むと99%くらいこの小説は「硬派」だなあと思います。
でも1%ほどの揺らぎも見えるのです。
ああ、おんなの人が書いている小説なんだなあ、と。
彼女の小説については、読み始めたのは最近で多くを語れるほどではないのですが、
いったん入り込むと、出られなくなってしまうような世界観がとても魅力的です。
今は実は何度か挫折しているのですが「照柿」を読んでいます。
これからの季節と重なって、今度こそ物語の灼熱の世界にうまく入り込めそうです。
感想はまた読み終わったら・・・