- おはようございます

- 今日は、凄い雨ですね
。 - お彼岸ということもあり、お墓参りを予定されていた方もいらっしゃることと思います。
- 私自身もその予定でした。
- しかし、今週は、色々と予定変更が多く、
- 先日の彼岸の入りだった「敬老の日」に行ったので、
- 本日は、祝日にしかできないことをやろうと思います。
さて、今回読み終えた小説は伊坂幸太郎さんの『魔王』でした。
書籍を手にするとわかることのなのですが、
目次には、「魔王」「呼吸」があるので、
てっきり、別作品かと思いました。
確かに、別作品ともいえなくもないですが、
完全に両者は繋がっていると言えます。
「魔王」の主人公は、安藤。
「呼吸」の主人公は、安藤の弟の恋人(妻)。
「魔王」の五年後が「呼吸」という流れになっています。
そして、両者の軸になっているのが、犬養という政治家です。
「魔王」の時点では、野党の党首なのですが、
「呼吸」のときには、総理大臣になっています。
その中では、憲法改正というテーマについて、
様々な角度から取り上げています。
また、両者に共通することが、
ファシズムが代表的な「ムード」に流されやすい人類。
当然、この国も例外ではありません。
私自身は、どこの国の人間であっても、
この人間性はあると思っておりますが、
まさしく、そのことが如実に表れている作品です。
ここ最近では、尖閣諸島の問題が典型例かもしれませんし、
ワールドカップやオリンピックなどもの代表でしょう。
何が「魔王」なのか、何が「呼吸」なのかは、
実際に読んでいただいて、各自で考えていただければと思いますが、
考えるきっかけになる書籍かもしれません。
もっとも、小説としては、
『魔王』にしても、『呼吸』にしても、
最後の最後が、わかりづらかったです。
中途半端に終わってしまって、その後、どうなったのか・・・と。
あと、そもそもの「力」についての真相は???と。
まあ、これが小説の良さなのかもしれませんね!?
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