食事の時間 | 認知症の二人を見送って

認知症の二人を見送って

認知症の父母が亡くなり、いろいろなことがありました。順序だてではありませんが、どんなことがあったか、認知症というものがどんなものかということを知っていただければと書いていきます。

 

1日のご飯の時間、これは、亡くなるまで覚えていたようです。

食べる時間は、しっかりと覚えていて特養で話されたことを思い出しました。

一日の中でご飯の時間は、とても楽しみにしていたようでご飯の時間だけは、忘れないんですよと。

職員さんに言われたことがあります。

特養の中で朝食の時間に行ったことはありませんが、お昼ご飯近くに行くと私にもう帰れということが。

お昼の時間だからということが何度かありました。

すぐに今さっきやったこと、あったことは忘れるのですが、ご飯の時間だけは、覚えていたようでした。

お昼の時間。夕食の時間は、忘れることは、なかった父でした。

だから、食べることだけは、すごく楽しみにしていた父。

好き嫌いがないということが特養の職員さんも話していましたが、食べることに対しては、すごく楽だったようです。

動けるときは、昼食の用意も一緒にしていたこともあったようです。

父にとって楽しい時間だったようです。

だから、食べすぎるということはなく、健康そのものでした。

 

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