一人暮らしの母 | 認知症の二人を見送って

認知症の二人を見送って

認知症の父母が亡くなり、いろいろなことがありました。順序だてではありませんが、どんなことがあったか、認知症というものがどんなものかということを知っていただければと書いていきます。

 

母が一人暮らしになってから思ったことは、母は、一人でそれまで暮らしたことがなかったということなんです。

母の子供の頃も兄弟が多く、また、結婚してからも父との生活。

そして、私たち子供も生まれ、1人で暮らすということはありませんでした。

だから、一人になったことは、相当寂しかったのでは。

父は、特別養護老人ホームに入りましたが、

母も認知症と判断されていましたから、特別養護老人ホームのことはよくわかっていなかったんだと思います。

また、自分が通っていたデイでさえ、嫌っていました。

もう、何度もその話は、私が母の所へ行くとされました。

行きたくないと。

あんな面白くないところはないと。

母の趣味は、たくさんあり、それを楽しめばよいと思いましたが、あの場所ではやりたくないと。

そんな風だったんです。

でもね。母が変わったのは、特養に入ってから、趣味を楽しみ、本当に楽しんでいました。

ですのでその点は、特養に入ってよかったと思っています。

一人暮らしは、母にとって寂しかったのでしょう。

お友達あちこちに電話を入れていたようです。

後で私も母の友達たちにその話を聞きました。

父が特養に入ったことをしっかりとわかってくれていなかった母でした。

 

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