本人確認は、大変! | 認知症の二人を見送って

認知症の二人を見送って

認知症の父母が亡くなり、いろいろなことがありました。順序だてではありませんが、どんなことがあったか、認知症というものがどんなものかということを知っていただければと書いていきます。

 

あの頃は、認知症と話すと口座などが閉鎖されてしまうという話もありましたが、いまは、そんなことはないという話を聞いています。

ただし、大変だったのは、本人確認。

父と母とを連れて歩くのは、大変。

主人がいるときに車を出してもらい一緒に行きました。

しかし、父や母が入院していない間にそういうことができ、ありがたかったです。

どこでも大抵、父と母を連れてきてくれというんです。

現在、銀行などもお店が減って、遠くにしかなく、手続きが大変という話を聞いています。

一番、大変だったのは、実家の近くにあったのが、銀行が移り、実家から1時間ほどかかり、その場所には、車の駐車場もないので連れて行くわけにもいかず、それで頼みこんだことがありました。

年齢が年齢なだけにここまで連れてこれないと何度かお願いしてやっと。

実家に封筒を発送してその中にあるものに書いてまた、私にもってきてほしいと。

しかし、この時、私がお願いしたのが、郵送は、大丈夫なのですが、郵便物が届いてもどこかにしまってその場所がわからなくなることが。

そんなことがあるのでもし、郵便物が無くなった場合、また、お願いに来るかもしれないと。

そんな話をしてやっと私が手続きできることになりました。

ほかにも父は、それまでキャッシュカードを作ってこなかったのでカードを一緒に作った時、郵送されて家に着いたはずのカードが封筒だけ残っていて中身のカードだけ無くなっていたことも。この銀行は、その後、閉鎖にしたのですが。

結局このカードは、見つからなかったんです。

そんなこんなで銀行通帳を少なくしていったのですが、本人確認が大変でした。

 

 

 

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