港から、漁場までは漁船で約10分


地図の赤いところに、定置網が接地されている。


定置網とは、網を一定の場所に接地して、回遊している魚を引きこんで

それを漁獲する方法である。 日によって、回遊してくる魚の種類や、量が

違うために、日々網を上げるまで収穫量はわからない。


 実際に張られている、網をみるとかなりの広範囲に複雑な形をしており

上から見ただけでは、なかなか海面下がどうなっているかイメージしにくい



日島


「若松ディアパーク」という名前がついている。

これは、島を訪れてみると直ぐにわかるのだが、天然の鹿が島に生息

しており、道を走っているとノンビリと過ごす鹿達に出会うことが出来る。

 奈良の鹿みたいに、餌を奪いには来ない。


shika


とてものんびりした雰囲気の島で、港をブラブラしていると、海岸沿いの

ベンチに腰掛けて雑談している、お年を召した方達と良く出会う


港でも、水はとても綺麗で段々と深くなっていく海底が上からはっきり見える


minato


写真で取れないのがとても残念だが、「夜光虫」がとても沢山いて、夜に

バケツの水を海に流したり、水面を叩くと、無数のホタルが光るが如く

神秘的な光景をみせてくれる


島の一番奥まで進んでいくと、松園水産の船着場&作業場が海に浮かんでいる

ここから、日々の漁に出るとともに、その少し先にはマグロ等の養殖をしている

網が並んでいる



misi

松園水産があるのは、長崎県五島列島


五島列島

五島列島の真ん中に位置する、「上五島」の日島(ひのしま)にある

日島は、人口50人弱の島で、とてものんびりとした空気が流れている


上五島


五島列島は、長崎市から100kmほど西にあり、東シナ海に囲まれた島々で

列島は100kmにもおよび、無数の島々で構成されている

 五島列島は、大陸と日本とを結ぶ海の拠点として重要な役割を果たしていた

歴史をもち、更に江戸時代のキリシタン禁止令の後に、多くの隠れキリシタンが

五島列島で信仰を守り、未だに島には明治から昭和初期に掛けて造られた

時代の流れを見守り続けた姿のまま、点在している


 また、島は自然に囲まれており、空の青、海の透明に澄んだ青、木々の

生い茂った緑が調和して、人々の心を癒してくれます。

 島々を結ぶ橋、そこから下に見えるゆったりとした潮流、深い海底まで綺麗に

見せる海水を見ていると、日々の疲れを流してくれる神秘的な水のようである



 上五島へは、長崎港からフェリーかジェットフォイルで、中通島の奈良尾下船

          佐世保からフェリーかジェットフォイルで、中通島の有川下船

 

 日島へは、そこから起伏にとび、木々と海沿いを縫うように、奈良尾から30分

有川から1時間走って辿り付ける。