皆さん、こんにちは。改めましてあけましておめでとうございます。今年が皆様方にとって幸多き年になりますように祈念いたします。ことしもよろしくお願いいたします。。さて、今年最初のご紹介は、1月11日に筥崎宮でおこなわれました承天寺の僧侶の方々によります僧侶方お礼参りです。
イメージ 1

この儀式は、承天寺では、筥崎諷経(はこざきふぎん)と呼ばれる奉賛儀式です。お坊さんが、神社にお詣りを行うということは少し奇異に思えるかもしれませんが、少し背景をごしょうかいいたしましょう。770年ほど前,唐がまだ宋王朝の時代、中国に修行に行っていた承天寺の開山、聖一国師は、中国からの帰途玄界灘で嵐に会い、今にも船が沈みそうなくらい荒れた海の状態の中で一生懸命海の鎮静化を天に祈ったところ、八幡様が表れて、海が静まり、九死に一生を得たとされます。そこで無事帰国した国師は、すぐに、八幡様の所在を探したところ筥崎八幡宮を知ることになり、筥崎の八幡様が、救ってくれたと考え、1471年1月に、筥崎宮にお礼の参詣をしたとされ、これが、筥崎諷経のはじまりとされます。ところで、奉賛とは、神社仏閣の儀式に謹んで協賛することとされ、諷経(ふぎん)とは、声をそろえて経を読むとされます。僧侶方お礼参りは、1月11日、朝10時、承天寺の住職をはじめとして、一行(約17名くらい)は、正装をして、筥崎宮の近くにある回向院を出発し、一の鳥居付近で、神主の出迎えを受け、参道を楼門方向へと向かいます。
イメージ 2

鳥居をくぐり、参道を進んでいきます。

イメージ 3

参道に沿って待ち受ける神官のお迎えを受けます。
イメージ 4

参道を進む一行の様子。先頭を進む僧侶の方は、儀式に用いる香炉を持って歩いていかれます。

イメージ 5
.拝殿につくと順次、拝殿に上がっていかれます。お坊さんは、拝殿で儀式の際に座る際に、下に敷く織物を携行されています。
イメージ 6
拝殿上ですべての僧侶たちが所定の位置につくと太鼓の合図とともに神官による祝詞奏上が始まります。神官による儀式が終わると次いで住職により、香炉で香が焚かれます。

イメージ 7
お坊さんが鳴らす鐘によって、諷経、つまり、経を読みながらの諷経(経を読みながら歩く)が進められます。祭壇には、国師が中国から持ち帰ったとされる塩と昆布が供えられているそうです。ここでは諷経と紹介いたしましたが、めぐり経ともいわれます。儀式は約25分くらいで終わります。非常に興味深い儀式です。毎年行われますので一度足を運ばれますことお勧めです。総勢200人くらいの方が一緒に参列しています。箱崎宮のご紹介ブログがいつの間にか消えてしまっているようですから、別の機会に補足紹介することにいたしましょう。過去のブログリスト(ここをクリック下さい