はじまりの日「節を分ける」節分の日 | 亀屋薬局の漢方養生ブログ

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いやー、今日は「節分」だね〜。

あけましておめでとう、だよ。



もう、2月ですよ。正月ボケが1ヶ月も続くとは別の意味でめでたいですね…

 
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いやいや、旧暦で考えると明日、2月4日の「立春」が新年としていたんだよ。
つまり、節分は大晦日ってところだね



たしかに、旧暦の新年、、なんて聞いたことあるような…
そもそも「節分」ってどういう意味なんですか?

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と、いうわけで今日は「節分」について考えてみましょう✨


一年の間に「季節が変わる日」っていうのがありますね😊


それが

立春

立夏

立秋

立冬

の四つですよね。


「節分」とは「季節が分かれる」というとき。


つまり、各季節の前日、が「節分」なんです😊


え?じゃあ節分って4回あるの?!

 
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その通り、実は節分は4回あるということ。ただ、この立春の前日の節分には特別な意味があるんだ。

詳しくは「X」にも投稿したんだけど…

陰→陽に転化する大事な日なんだ


例えば、丑三つ時、ってありますね。


これは「子午流中(しごるちゅう)」という時間の数え方なんですが、この丑三つ時、今の時間でいう午前2時すぎぐらい。一番夜が深い時間。


一番「陰」が強い時。


そこから次の寅の刻から「陽」に変わるんですが、この丑の刻から寅の刻、またこの方向を「鬼門」といって「邪」が入ってくる、と言われていたんだ。


だから「鬼」のカッコは「牛のツノ」と「寅のパンツ」を履いているなんて言われています😊


ちょうど、この鬼門にあたる季節の変化が、今日の節分にあたるってわけです。


邪を祓い、春を迎えるために


諸説あるけど「魔目」にちなんで「豆」をなげる


(悪いことの)芽がでないように「炒る」または魔を「射る」などにちなんで「炒った豆」を使うとかなんとか…


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なんだか、歯切れわるい解説だな…



まぁ、こういったのはかなり地域性があって違ってくるからね

日本は特に語呂合わせ的な縁起を担ぐことが多いよね。
文化的にもとても面白い。

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あとはこの「春を迎える」を物語にしたのが


「桃太郎」の話とも言われてます




こんな流れなんですよね。


猿(申)、雉(酉)、犬(戌)を引き連れて、桃太郎(亥)が、水の性質の子(ね)の海を渡り、鬼門である丑、寅に渡り、「鬼」(←つまり長く辛い冬)を破り、春(立春)を迎える、というストーリーになっている…とかなんとか。


面白い解説なのに、また最後歯切れ悪っ

 
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まぁ、こういう昔話は常に「諸説あり」だからね😊


でもこうしてみると、かなり身近に東洋医学、東洋哲学を感じるね。


そんな昔の人の文化に触れながら、新しい春の訪れを祝う1日にしたいね✨


よかったらご自身でも検索してみると、地域ごとの節分の過ごし方があってとても面白いですよ