高2の次男には、一浪した大1の兄がいます。

昨年の今頃は、思い出しても嵐、激動の毎日でした。



実家の父が癌の闘病で頑張っていましたが、長男の受験本番が近づく年末あたりから急激に悪くなり、私は、実家へ、遠距離介護に。


関東の自宅と東海の田舎を行ったり来たりするなか、長男との直接のコミュニケーションがなかなかとれないこともあり、支払いもあるからと私がいくつかの受験申し込みを受けおってしまいました…それが間違いでした。




なんと!受験科目の選択の間違いをしてしまってしまいい(日本史とするところを世界史に😢⤵️⤵️)

しかもそれが第一志望大学ではありませんか!!😢

気がついたのは、受験票を打ち出した時でした。



すぐに大学に電話でかけあいましたが救済などあるはずはなく 、そのころ長男は第二志望あたりで頑張っていた日々だったので、知れば動揺するだろうとすぐ告げず、第二志望が終わった所で、ついに告げました。当然のことながら長男は、気持ちが押さえられず大変なこととなりました。


少し救いとすれば、第一志望の大学は別の学部も申し込んでいたこと。でも、そちらの方がハードルは高く、選択科目を間違えた学部にターゲットをあてていました。



長男の押さえられない気持ちは当然です。ただ、ただ、謝るしかないわたし。長男は、一晩、怒りまくって、何とか気持ちを持ち直してくれました。



翌日は放心状態でしたが、その翌日から机に向かい、残された第二志望に準じる大学を集中して受け、最後は第一志望を受けにいきました。



第二志望の合格発表の日。第一志望はダメかもだから、何とか!第二志望は!と、手に汗を握り一緒にパソコンに向かうと…第二志望、合格していました。やったー。

抱き合いました。私は二重に胸を撫で下ろしました。



しかし、嵐はここで終わりませんでした!!!

田舎の自宅で介護する父の状況がどんどん悪くなり、

もういつ亡くなるかという中で第一志望の合格発表日。


その日は、なんと、第二志望の入学金支払い締切日でもありました。希望は薄いと思いながらも、第一志望大学の発表を待ちました。

うーん。やはり残念。それを確認して私はATMに走りました。



今度、入学金支払いに失敗があったら、今度は取り返しがつきません。私は焦ってATMに自動車で向かいました。すると実家の駐車場を出る時に事故を起こしてしまいました。


すぐに警察をよびました。対応してもらいました。

人身事故にならなかったことが救いでしたが、本当に申し訳なく、あわててはダメだとこれも本当に反省しました。




そして入学金を払い込んで、家族がほっとした所、ついにその夜、父は87歳の生涯を終えました。



父が亡くなるまえ、第二志望の合格を、長男は父に直接会って報告することができました。色々なことがあり、一浪し、長男としては行きたい大学の一つに合格できたので、喜ぶ姿を伝えらたことは、最後におじいちゃん孝行ができよかったです。




いま長男は、1年前のドキドキハラハラなどなかったかのように、スキー場で住み込みバイト三昧です。次男もこの1年頑張って、来春、楽しい大学生活を迎えてほしいです。