陽気も大分落ち着いてきましたので、体調もあまり安定しないので久しぶりに長谷大観音さまに、気力体力知力を充電していただこうとお伺いいたしてきました。
とは言っても、今年のコロナ禍は収束の兆しは見えておりませんので、和み地蔵さまもご覧の通り、長谷寺寺印付きの特製マスク姿です。
この時期はいつもなら秋の花々が咲き出すのですが、今年はこんな気候でしたので、夏花のサルスベリでさえ今ひとつ、シュウメイギクに至ってはまだ、ほとんど咲いておりません。
ただ一つ、ちらほらと季節感を感じさせてくれる花が咲き始めていました。
ヒガンバナです。こちらは良縁地蔵さまの周辺に結構咲いておりました。でも、そこここに出ているわけではありません。
この花はどういうわけか、秋のお彼岸にビシッと併せて一斉に出て咲いて、過ぎるとあっという間に消えてなくなるのですが、昨今ではなんとなく、その正確さが乱れているように感じます。
長谷寺さまの人手はまあまあ。ですが、相変わらずおびんずる様はビニール覆いの中で触れず、観音堂内や輪蔵など、あちこちでコロナ対策で普段とは違った対応となっています。
観音堂内にあった善誉上人さまは厄除け阿弥陀さまの傍らに、弘法大師さまは観音ミュージアムエントランスに移動しておりました。
お久しぶりに長谷寺の神さま仏さま方にお会いいたしまして、少し元気を頂戴いたせたように思えます。
御前立ちさまの天頂に御座しますお釈迦さまのお顔も少しゆったりされたようで、このままコロナ対策が一気に進んで行くように祈りながら、お暇いたして参りました。