※鉄道館とコラボの記事にします。鉄が少々入ってますから。
鉄道館はリブログ対応で掲載します。
関東は昨日一昨日の梅雨寒と強風が開けて、今日はまた、穏やかな梅雨の晴れ間が訪れました。
午前中、整形のかかりつけ医さんへ散歩がてら歩いて行く途中、あまりにも空が気持ち良いブルーに染まってきましたので、超地元で撮影しました。
一枚目 湘南鵠沼 大神宮さま
藤沢以南で小田急江ノ島線のカーブ内側※東側、は元々、湿地を埋め立てた畑と背の高い松が生い茂る砂丘列しかなかった場所ですので、こうした神社はあまり多くはございません。
鵠沼〇が岡、が今では地名となっていますのが、昔は柳原、という地名の通り、湿地帯ですから田んぼもありまして、江戸時代の開墾時にお社が勧請されて今に続いています。
とはいえ、半分は砂丘帯ですから井戸は大切だったようで、小生の子供のころは水神様が大きく祀られておりました。
昔は、近在近郷からの参詣客も結構ありましたお社ですが、今は藤沢皇大神宮※烏森神社、の管轄となり無人社となっています。
このお社から1分で松が岡公園に付きます。
この場所は昔は東京帝大の先生の方の自宅があり、その方が亡くなってから藤沢市に土地が寄贈されて公園となりました。
今では大変貴重な存在となった、唯一と言っても良い古き良き鵠沼の風景を残す場所でございます。
二~五枚目 鵠沼松が岡公園
小高く岡のようになった地形は太古の昔、海風と潮流によって形成された湘南砂丘列の名残で、これも鵠沼を特徴づける黒松が沢山茂っています。
今は丈高い黒松によって、ちょうどよい塩梅で日差しや雨が遮られて紫陽花が美しく咲き誇っています。
この松林を渡って行く風のざわめきが実に湘南鵠沼らしくて、それにかぶさるように相模灘から響く潮騒と磯の香がこれからの湘南風物詩、となります。
ちなみに前出の「はす池」はこれら湘南砂丘列の支丘末端にさえぎられた片瀬川の曲流たまりの跡で、明治期には湧き出ていた泉を利用して養鰻場が営まれていたところです。
松が岡公園であじさいを撮影して、鵠沼海岸へ出、整形外科を受診する前に余りにも空がいい雰囲気だったので、海岸カーブで「鉄」。
六枚目 小田急江ノ島線 10000系ロマンスカー上り
モーニングウェイ60号
踏切が鳴りだしましたので構えて待ってましたら、今時、ある意味結構貴重な存在になりつつある、ノーマルEXEロマンスカーがやってきました。
このポイントは背景に沿道が無いため、電信柱が無く住宅も戸建て民家がほとんどなので、空の抜けが良く気持ちの良い写真が撮れます。
さて、用事を終えて鵠沼海岸駅へ。
七枚目 鵠沼海岸下りホーム
鵠沼海岸の駅は開駅当時から、旧江ノ電の関連会社が開発した古くからの住宅地の外れにありますので、本鵠と違い線路沿いに沿道がありません。
江ノ電ほどではないですが、線路敷地脇まで住宅地が迫ってますから、線路沿線には緑がとても豊かで、この時期はとても鮮やかです。
八枚目 片瀬江ノ島駅 1253F
一駅ですが、小田急に乗って片瀬江ノ島駅へ。
たまたま、これも貴重種になりつつある1200系でしたので、記録がてら青空バックで一枚。
鵠沼海岸から片瀬江ノ島にかけての小田急西側は風致地区に指定されていますので、高層建築がほとんどありません。
ですから、駅直近でもこんな抜けの良い綺麗な青空バックの写真が撮れます。
9枚目 片瀬江ノ島新駅舎
片瀬江ノ島駅からは江ノ電で鎌倉へ向かいました。
一応、これも押さえておかないと・・・。
年始めよりもさらに完成度が増しています。でも、やはりこの丹塗り駅舎には青空が良く似合いますねぇ。
十枚目 片瀬川河口の梅雨の晴れ間
片瀬川※上流は境川、河口にかかる湘南大橋を渡って洲鼻通りを抜けて江ノ電江ノ島駅まで10分チョイ。
江ノ島東浜側は高層マンションやらなんやらがありますが、左岸は無いでしょ。ですから、とても空が広くて「これぞ!湘南」みたいな写真が撮れるのは、皆様、海水浴で電車で江ノ島に来られたことのある方はご存知のはずですね!。