2018/11/03撮影 富士御室浅間神社 境内紅葉

なんと、富士山最古のお社でございました!。富士御室浅間神社さまでございます。
ご祭神は言わずもがなの「コノハナサクヤヒメノミコト」さま。創建は699年、と言いますから千三百年前に富士山二合目に奉斉なされましたそうです。
湖畔のこちらのお社は里宮として創建されたそうで、現在は本宮本殿は永久保存のため、こちらの里宮さま地へ遷座なされておりますが、拝殿は古のまま富士山二合目におわすそうです。
〃 拝殿前、阿形狛犬さま お口の中だけ赤いです。

甲州といえば、やはり武田家、さらに小生のとお~いご先祖様の小山田家、そして徳川家の厚い崇拝を受けて今日までおわしますお社でございます。
小生の前世でも、ひょっとしましたら、ご参拝いたさせていただきまして、ご縁を頂戴いたしておりますかもしれませんので、いつも通り祝詞を上げさせていただきまして、丁寧にご挨拶させていただきました。
と、ここでちょっとビックリ!。何の気配もなかった拝殿に突然、ご祈祷の方がひょっこり昇殿されまして神主様の祝詞の奏上が始まりましたのです。おお~、なんと嬉しい。神様、ああ、ありがとうございます。しっかりと拝殿の外の隅っこで聞かせていただきました。
〃 吽形狛犬さま こちらも。

こちらのお社は河口湖の湖岸に湖を背にしておわしますので、とても爽やかな気が境内いっぱいに流れておりまして、こうして↓↑紅葉もだいぶ綺麗に色づいておりました。
〃 境内紅葉

4月には境内参道で流鏑馬神事も行われるそうで、今でも崇敬者の皆様に慕われ続けられているお社でございます。
〃 授与所前 百福の擬宝珠

二頭の龍に抱えられた福石でございます。説明書きには「上昇、隆盛を意味する龍で宝珠を象ることで、国家・地域の繁栄を祈願したといわれています。また、宝珠は災難を除き、濁水を清くする徳があるとされており、祈ることですべての福が授かると言われております。」とありました。宝珠には福の字がいっぱい、縁起の良い彫刻です。写真にはありませんが、対面の参道わきには神牛も居られます。撫でて差し上げてくださいませ。