拙宅にはいつも申し上げていることですが、祖父夫婦が商売をしておりましたので、以来、神棚をお祭りさせていただいております。
子供の頃より神仏は尊いものであり、疎かにしてはならないと教え込まれてきましたので、なんの疑問なく神仏の存在を疑うことはございませんで、加えて識子さまと若葉なつさんの影響でお慕い申し上げさせていただいております、神さま仏さま方は増える一方でございます。
昨日、少し早めのではございますが、新年分のお札交換用にお伺いさせていただきました甲州昇仙峡奥に鎮座ましましておられます、金峯山金桜神社さまも小生の代になってからお祭りさせていただきました神様でございます。
ご祭神は蔵王権現さまと少彦名命さまの二柱の神様でございます。本宮としてご神体をお奉りなされます奥宮さまは金峯山山頂の五丈岩でございます。
「金の花咲く金桜花」で有名な「うこん桜」はこのお社のご神木でございます。ご利益は特に貴石守護=財/金運にかかわることに関してのお力が強い神様でございます。
小生はこういったご利益も含め、関東/甲信越で春、桜咲きの最後に咲く「うこん桜」が好きで、機会があればこの時期に撮影を兼ねて、お詣りをさせていただいておりまして、ならばお札もお祭りさせていただきましょうと、今年春にお社をお祀りさせていただきました。
実は境内には元のご神木で彫り上げられておられます大黒様も居られまして、この神様のお姿が実に特異でございまして、加えて実に愉快に「笑笑」と笑われておられる表情が素晴らしく、いかにもご利益を頂戴いただけそうでしたので、今年は新たにお札を頂戴いたしてまいりました。
2018/11/03撮影 甲州金桜神社 駐車場口鳥居、秋景色

〃 境内、富士山遙拝所前、紅葉

残念ながら本日は富士山のお姿は拝めませんでしたが、条件が良ければくっきりとこの場所から富士山のお姿を遙拝いたすことができます。
〃神社取り付け道路沿道、紅葉

お社至近の昇仙峡あたりも、だいぶ色づいて参っておりますが、まだ、黄葉が多く深紅の錦秋紅葉には少し前かなという感じでございました。
流石に甲州の山奥までは、あの台風の塩害も届いてはおらなかったようで、今年は夏が異常に暑かったせいでございましょうか、モミジの色揚がりは上々のようでございます。
今しばらく致しますと、神社周辺も全山紅葉に包まられるとともに、雪の季節を迎えると思われますので、お社のお詣りを兼ねられまして、お早いうちに紅葉狩りにお出かけになられては、いかがでございましょうかね。