2017/08/14撮影 一戸四十八燈篭とレトロタウン一戸夏写③番外編:火の見詰所 | 湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯

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ヤフーブログから引っ越してきました!。
鉄道館とは別に、神さま仏さまの居られる景色、
花/木、そしてその場所の空気感をお伝えいたしたく、
撮影した写真を掲載しています。
そして、お詣りの後は精進落としを。
「気」がピュアのままだと、疲れちゃいますからね!。

一戸から二戸の美味しいうどん屋さんへ、末の松山を越える新道を走っていると、目に入ったのがコレ↓です。

2017/08/13撮影 二戸市村松 八幡宮
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八幡宮の境内前にふと、目に入ったこの建物です。

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これ、その昔、小生が学生時代目撃して撮影する前に解体されてしまって悔しがった、一戸にあった消防詰所のちょっと小さい版の望楼付き詰所です。

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一戸にあった建物は正面の窓がもう一つ多い3列で高さも大きさも一回り高く、消防支所として使われていたと思います。

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そういえば地方に行くと今でも多く残っている火の見櫓をこのあたりではあまり目にしません。

冬は豪雪地帯ですから、こうした密閉した建物型の望楼/詰所がスタンダードなのかも知れません。

一階の車庫の中には消防ポンプや消火装備が格納されていたんでしょうね。一戸のものはたしか、クラッシックな消防ポンプ車があったような記憶があります。

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ほとんど同寸法で上から見れば真四角の建物でしょう。

下目板張りのこういった半洋折衷建築には好ましく懐かしいスタイルの建造物が多いです。

ちなみに、九戸の街中では同じ形態の建物が綺麗に修復塗装されて、おそらく現役で使用されているのも、今回見つけました。

経年劣化でこうした好ましい建物が失われていくのは仕方の無いことですが、一戸やその近隣の街場にはまだまだ、大正昭和の時代を反映した建物や街区が多く残っています。

朽ちるに任せるままで良いのか、考えてしまう小生です。